それでは、連載第428回目は、中国地方に話を進めていきたいと思います。
最初は、鳥取県、倉吉市の倉吉線記念館のスイッチャー、1020をお届けします。
国鉄倉吉線は、山陰本線が市の中心部を通らなかったため、中心部まで鉄道を敷設しようという運動の結果建設された路線です。倉吉市の中心部を通っていますが、盲腸線ということもあり、結局廃止となりました。当時を記念する施設として路線跡に「倉吉線記念館」が設置され、屋外にC12、建屋に資料と当時のスイッチャーを保存する施設となっています。その、屋内保存の車両が、1020です(写真)。5t級のスイッチャー、典型的なものです。運転台も眺めることが出来ます。
屋内のため、最初の撮影は手ブレが酷く、ボツとなっており、2度目の訪問できちんと撮ることが出来ました。デジタル一眼では、シャッター優先AEが有効ですが、それは絞り優先AEが使えることが前提となっています。
それでは、次回をお楽しみに。
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