そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

台風が来る前(平成30年9月2日)ソバ畑播種から15日目

2018年09月03日 | ソバ栽培

台風が近づいてきます。

9月2日(日)本日は、気温が30度を切り、湿度も65%程度とかなり過ごしやすくなってきました。

 久しぶりに蕎麦打ちをしてみようと思いました。

 

ソバ畑は、播種から15日目

背丈が15cm~20cmくらいに成長しています。

野良猫が畑に入ったのか、倒れているソバも所々見受けられますが・・・

ここは放置で行きます。なんせ、9月4日には台風が、それも大風の奴が近づいてきているのですから。

 

約3か月ぶりに蕎麦打ちをしました。

忘れているかと思いきや、どうにか打てました。しかも1.5kgが39分30秒。

まあ、いろいろ問題もありますので、早く打てたら良い訳では無いのですが、取り敢えず、体は動きました。

古い粉なので味はもう二つぐらい落ちましたが、腕なのか、粉なのか判らないのが更に落ち込みます。

 

 5匹いたオスの鈴虫は、ついに2匹になりました。

メス達は、産卵管を土に刺して、卵を産み付け始めています。

オスが全滅する前に、涼しくなって井月庵が蕎麦打ちをすることができたのは、まあいいことでしょう。

秋が来たなぁ~

 

台風が過ぎ去った後のソバ畑はどうなっていることでしょう。

 


平成30年ソバの育成記録その2 芽が出て膨らんで

2018年08月25日 | ソバ栽培

8月25日(土)播種から7日目

台風20号は過ぎ去りました。

3つ葉が出てきました。

数日前の黄緑色の弱弱しい芽が緑を濃くしていきます。

ばあちゃんと二人で手蒔きした割には、綺麗に出そろっています。

 

昼間の気温が30度を超えなければ、久しぶりに蕎麦でも打とうかと思っていましたが、13:30の時点で気温31度、湿度63%

こりゃダメだ。図書館で本を借りて来たので、ごろ寝で読書です。

 

今年の5月21日に去年の卵らか孵った数匹の鈴虫は、盆過ぎに雄雌を一緒にしました。

それまで以上に雄たちは良く鳴きますが、力尽きてひと月早く、命の幕を閉じる雄が。

試しに椎茸を与えると・・食べます。

きっと、9月あたままでが雄の寿命で、精嚢を受け取った雌たちが、残り1か月で卵を大きくし、産み付けて行くことに為りそうです。

 

蕎麦打ちの再開は、鈴虫の雄が死んでしまった後になるのでしょうか。

 

 

 

 

 


ソバ栽培記録 平成30年夏 播種

2018年08月23日 | ソバ栽培

8月19日(日)

 数日前の涼しさが嘘のように猛暑が帰ってきました。

 今年は去年より一週間早くソバの種を蒔きます。

ロープを30cm間隔に張り、竹竿で溝を付けます。

「一粒3cm」 を基準に適当に条蒔きしました。

足で土を寄せて、昼までに約100m2に凡そ500gを蒔きました。 計算では1m2当たり6gで600gのはずでしたが、100g余ったところを見ると、思ったより畑が小さいのか、計算違いをしているのかでしょう。

 種まきから数日は晴れが続きます。でも来週中ごろにはダブル台風がやってくるということでした。

 

 

8月23日(木)

 播種から5日目 

 2日前に夕方、畑を見に行くとまだ目が出ていませんでした。昨年の記録だと「播種から4日後に1cmくらいの芽が出ていた」となっていたので明日は見に行こうと、出勤前に畑に立ち寄りました。

おっ!? 結構、まんべんなく芽が出ているじゃないの。

「1粒3cm」、「1粒3cm」・・・・

 

3,4粒で10cm。

追い蒔きはしなくてもよさそうです。

井月庵の畑は、この後、なーんも手を加えません。ただ風が吹いて、大雨が続かなければ良いなぁと思うだけです。

 

日が当たるところより、日陰勝ちで涼しい場所の成長が早い様に思えました。

 

 

 

 

 


平成30年のソバ栽培その1

2018年08月06日 | ソバ栽培

8月5日(日)今年もソバを撒く季節がやってきました。

昨年と比べて1週間早いのですが、8月5日に耕運作業に入ります。

農家の方は、朝方5時ごろから作業を開始するのですが、井月庵にそんな早起きの習慣はないため、6時ごろに起きて、7時ごろに朝食を食べ、準備をして畑に到着したのが8時でした。

少し、曇っていたのが幸いでしたが、嫁は公民館の掃除当番(地区の持ち回りの作業のひとつ)に出て頂くことにして、井月庵一人で耕運作業に取り掛かります。

昨年と同じ面積なので、約100m2 2人でやれば凡そ1時間の作業なのですが1人でやるには溜らない暑さです。まずは、片付け

これをやらないと耕運機に絡んで、効率が悪くなると思います。

休み休みこの後耕運機を掛けて、10時20分ごろに作業終了

肥料は、8:8:8の化成肥料を3kgと消石灰を2kgぐらい適当に撒いて漉き込んでおきました。

 播種を何時にするか思案中です。

 今年は、夏休みが土日と重なっているため、作業を前倒しにしたのですが。12日では去年より2週間早いし、19日はまた、1人作業になりそうです。昨年と同じ26日もありますが、台風が来る前に播種から57日目で刈り取ってしまった経験があります。

たった、2時間半ですが、猛暑の中作業をすると、全身汗だく。500mlの水筒は小さすぎました。家に逃げて帰って、シャワーを浴びてゴロリと横になると、最早、扇風機の前から動けませんでした。

 

その日の夜、今年の5月21日に昨年の鈴虫の卵から孵ったオスが羽化して初鳴きしました。 まだまだ、猛暑が続く中、暗闇から聞こえてくる「リーン、リーン」という声は涼やかで一瞬、暑さを忘れさせてくれました。

 去年の6月9日に成虫を購入したため、10月頃に一部が孵ってしまったりして今年、無事に孵ったのは10匹でした。気がつくと8匹になり(脱走か!?)メスの産卵管が確認される頃には、メス5匹、オス2匹となってしまいました。その内、メスが1匹見えなくなりました。鰹節を粉末にして与えているので、共食いは無いと思いますが・・・ 上手に飼えば、100匹ぐらいにはなっていただろうに、時合というのは大切なようです。

 ソバも同じなんだろう。

 オスは一度交尾をすると急速に衰えて、メスに食べられてしまうので、8月中は雄雌を分けて飼育し、9月になったら娶せたいと思います。

 明日、(8月6日)はお寺の施食会

 お盆の始まりです。

 

 オスは複数回の交尾も可能らしいのですが、夕べ聞いた涼やかな声は耳の奥に残っていました。朝が来ると、施食会に行く前に、ジャンボエンチョーに行って、オスを3匹購入しました。

 

去年のソバは

 8月20日(日)耕運機 化成肥料を2kg撒いた(20kgの間違いか?)

 8月26日(土)播種 畝は作らず、条撒きにして100m2で600kgを撒いた。

 8月29日(火)播種から4日 1cm程度の発芽を確認

         追い撒きをする。

 9月3日(日)播種から9日 10cmの背丈、本葉を確認

 9月9日(土)播種から15日 背丈40~50cmとなる。

 9月17日(日)播種から23日 台風18号が来る。

 9月25日(月)~10月4日(火)播種から31日~42日 ソバの花咲き乱れる。

 10月14日(土)播種から50日 黒化を確認。

 10月21日(土)播種から57日 台風が来る前に刈り取り。

 収穫量 10.6kg 玄蕎麦

 

 


ソバの脱穀

2017年11月06日 | ソバ栽培

 台風が来る前に刈り取ったソバを10月22(日)に天日干しして15日目の11月5日(日)

 竿に挿して屋根下に干して置きました。直射日光がガンガン当たる場所ではありませんでしたが、台風22号の後は空気も乾燥して、30%~40%台の湿度のため、15日の乾燥期間でも脱穀作業に支障のない程度に干されていました。

 当日を逃すと、更に1週間の放置となるため、意を決して脱穀作業を始めることとしました。

 

 前日の4日は満月の為、写真撮影で2時近くまで起きていたので、本当はゆっくり・だらだらしたかったのですが・・・

 

 裏庭にブルーシートを敷いて、竿のソバを山にします。

 ここで、今までの経験から、一番脱穀性能の優れた道具は・・・・「バドミントン」のラケット

 これで軽くパシパシ叩くと、茎だけになります。

 茎は畑に藁代わりに使えるので取っておきます。

 大きな茎・枝を抜いて、古道具の「唐箕」(風選機)に数回かけて蕎麦の実を集めます。

 

 今年の成果

  約10m×10mの畑で(100m2:1アール)から10.6kgの蕎麦の実が収穫されました。

  井月庵・嫁・ばあちゃんの3人で5時間半ぐらいかかりました。 5日の作業はこれで終了。

 

  この後、園芸用フルイで穂先を再度取り除いて、タライで洗って、2日ほど天日で干して次の製粉作業に入ります。来年の種を600gほど確保して、10kg弱 製粉歩留まり78%とすると7.8kg 二八で打てば9.36kg 約90人前という事になりそうです。

 という事は・・・・今年の年越しそばは全量、自家栽培で賄える計算になりますが、大体は製粉業者から購入した蕎麦の方が打ちやすく・美味かったりします。果たしてどうなのでしょう。

 

 年末年始の恒例いたずら規格の一つが決定しました。

  昭和21年1月に購入された木製の唐箕がついにガタツキました。71年間の風雪を耐えて今年も活躍してくれましたが、釘が腐って板が外れたり、足元に白せん菌が出たり、鉄の部材も薄くなっているので、今年は大規模な修繕を行う事にしました。

 大工さんにお願いすると数万円かかりそうなので・・・井月庵がいたずらで修繕しようと考えています。

 

  写真・・関係ないけど裾野に仕事で行ったついでに

 

葛山城から蕎仙房を巡って富士の裾野を行くはずが、「当分の間、月・火曜日は定休日」の看板有り。ガックシ。