そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

第1回 静岡はしご蕎麦に行く

2016年10月30日 | そば祭り・イベント

10月30日(日)静岡の街はハロウィンで仮装した親子連れが大勢いました。

小学生低学年くらいの子供たちが仮装して、マップを持った母親と一緒に商店街のあちこちを回っていました。

そんな中、井月庵と嫁は件のはしご蕎麦のマップを持って、一日歩き廻ることとなりました。

 

お蕎麦屋さんの開店時間が、11時と11時半の2通りあり、まずは、11時開店のお蕎麦屋さんに行きました。

11時5分頃に初めの目的地に行ってみると、すでに10人位の行列ができていました。井月庵の後ろに並んだお客さんは、「なんで早く来たのに、こんなに並んでいるの?いったい何が!??」と訳を知っても少し戸惑っていました。

当初の予定では、2人で半分ずついただいて、何とは12件などと考えていましたが、やっぱり、そんなことはどだい無理な話で、2人席に案内されて、1人だけ注文とは、行列が出来ているだけに、できるはずもありません。実は、出がけに、嫁と

「行きたいお店を3軒くらいにして、2人で1セットづついただこう」ということにしていました。

嫁は、余りお酒を飲まないのですが、「お茶とお酒のどちら?」と聞かれれば、「じゃあお酒を」と言ってしまうのですが、お酒の方が単価が高いと思う至って庶民的発想です。

2口ほどなめて、結局、井月庵が、残りを頂くので私としては誠にありがたいことになります。

小盛のお蕎麦といっても、静岡のお蕎麦なので、3口でという量ではありません。十分に味わえる量5,6口分ぐらいありました。

蕎麦湯までいただくと、1件目にして十分におなかが落ち着いてしまいました。

11時40分くらいにお店を出て、つぎは・・・

 

歩いて1,2分のところにあるイタリアレストラン。

 

こんなイベントでもなければ、井月庵が絶対足を踏み入れないんじゃないかと思われるお店に行きました。

 飲み物と小皿は、ウスチャトウの焼酎割・・じゃなかった、茶葉の自家製リキュールとサバとジャガイモのトマトソースなんチャラ

メインが、そば粉のニョッキ

たぶん、ジャガイモも一緒に練りこんであるんじゃないかと思える歯触りと甘味で、蕎麦がきをイメージしていたので少し不安もありましたが、嬉しい誤算で美味しくいただけました。

ちょっと落ち着きかけたおなかが、趣向が変わって、別腹となりました。

周りを見ると井月庵と同様な方々が多いようで、一件目のお蕎麦屋さんで見かけた方々がちらほら。

やはり、近くにあるお店に行ってみよう、少し毛色の違うそばも味わってみようと考えることはみんな同じ。

 

さて、腹をこなすため、歩きながら、次の3件目に(というか、バスに乗るのが面倒なので初めから徒歩で廻るつもりでいました)

次は、そば切りで行こうとマップを見ると・・近くの戸隠さんは14:30で休憩に入る、安田屋さんは通し、となると・・ここは戸隠さんで、腹具合によって4軒目をということになりました。

戸隠さんでは、冷やだけでなく、燗もチョイスできました。日が暮れて、寒くなったら断然お燗で行きたいところですが、12時半の陽気でサッパリと冷や

ここで嫁がお酒もおつまみももういらない、「私はせいろでいいよ」と言い出しました。結局、嫁がここにきて1枚を完食できる筈もなく、「さくら」の井月庵のせいろが最後には普通の盛になっていました。

もう、お腹一杯です。4軒目に廻るキャパはありません。

少し歩いて、腹ごなしをして再度考えようということになりました。

青葉通りのベンチで一休みしていると、嫁が抹茶アイス屋さんを発見。

7段階は高いからという理由で、6段階と2段階を2つ買っています。

ああ、甘いものは別腹なんですね。

少しいただくと、6段階でもかなり抹茶の量が多く、後味が完全に抹茶です。井月庵などの無粋者には後で温かいほうじ茶なぞが欲しくなりました。

結局、デザートを頂くと、満腹中枢は完全にスイッチONとなり、この後1時間ほどぶらぶら歩きましたが、足は棒になっても腹は減らず、はしご蕎麦は3軒で終了。

それでも、2件ほど回りましたが、夕方の部のお店や、はしごセットが完売したお店であったため、幸か不幸か、4軒目は諦めることとなりました。

 

これ、11月中に12軒廻って、スタンプを集めようというイベントだよね? 1日で全部ってありえないと思うのだが。ぜひコンプリートした人がいたら、人数くらいは発表してほしいです。

もし1日で12軒だとしたら・・お酒はオプションにして、さくらの蕎麦と小皿だけで5、600円位で、一般客と分けて対応していただいた方が、普通にお蕎麦を楽しみたい方の迷惑にならなくていいんじゃないかなぁ。

まあ、あまり参加者が異常に増えるのは頂けないけど。

ハロウィンと重なったり、来週は大道芸だったり、1、2週間前後してもいいんじゃ・・・

井月庵がとやかく言う筋合いはないのですが、2回目があるとすれば・・・個人的に、自分のペースで、好きなものをはしごすればいいんじゃないかと。ということは、つまり・・・


海王丸が清水港に寄港していました。

2016年10月26日 | カメラ

10月23日(日)

清水に遊びに行くと、港で何やら催し物が。

どうやら、海王丸が清水港に来ているようです。

せっかくだから、写真を撮ろうということになりました。

 

井月庵は、2年位前に、週刊ブラックパール号を、そして昨年 週刊ビクトリー号を作成していましたので、生きている帆船を見るのは写真を撮るだけでない興味がありました。

(過去のブログ日記にも書いていますが・・)

周りで写真を撮っている方々を拝見すると、どの方も、大きなカメラを首からぶら下げているのに

井月庵はちっこいカメラでちょっと気おくれしてしまいました。

とは言え、広角レンズにしたり、望遠レンズにしたり、やっぱり広角レンズにしたり、、、

最終的には気にしないことにしました。

木製模型で作っていたマストやロープ、帆の収納等を撮影して、今度また模型を作るときの資料に!?

いやいや、当分おなか一杯なのですが。

やはり細かいところが気になってしまいます。

上の写真なんか、ほんとは模型を撮影したんじゃないかという感じです。

綺麗すぎて、きっと日本の船だから、こんなに磨き上げられているんじゃないか?と考えてしまいました。

他に行きたいところもあったので乗船はしませんでしたが、大きく宣伝されている感じもないのに人出も多くにぎやかなイベントでした。

何やら、11月の中旬に今度は田子の浦港に「日本丸」が来るそうです。

 

 

 


清水港へ歴史探訪に行く

2016年10月23日 | カメラ

清水湊といえばエスパルスプラザ、ちびまる子ちゃんということになりますが、ある程度年配の方には、やはり、清水の次郎長ということになるのではないでしょうか。

先週から、村上元三の「次郎長三国志」を読んでいたため、天気も良いし、折角だから歴史探訪でもと思い立ちました。

以前に竹内勇太朗の「清水の次郎長 物語と史蹟をたずねて」を読んでいましたので、清水港近くをぶらりしたく思っていました。

実のところ、初心者にも非常にわかりやすい?モノを所持していました。

先ほどから、バックに出ている「東海遊侠伝」というゲームなのですが、特集を読みながら、コマ(ユニットとも)を見ていると非常にビジュアル化されていて「物語」の全体が自然と理解できます。

 

しかし、雰囲気までは、時の流れには逆らえず、現代ではよく理解できないところもあります。

 愚息と、数回プレイしたのですが、どうもある程度の下地がないと、イマイチ面白く無いようでした。

知ってる人は知ってる。というか、知る人ぞ知るというか、知らない人は、全く知らないのでコマを見てワクワクするのは年寄りの証拠かも?

マップの裏もひねりが効いていて、その後が楽しめる。

おおと、話が横道にそれました。

歩いた順番に写真を並べると・・

巴川の左岸にひっそりと佇む 壮士墓

続いて梅蔭寺の次郎長とお蝶さん三人、大政、小政、森の石松、増川の仙右衛門のお墓、

遺物資料館(大人 300円)

次郎長の生家 巴川の右岸すぐ

最晩年を過ごした船宿の末広

平成13年に静岡市と清水市が合併する前にできた建物という事で古い本には、「跡地には何も無いよ」と書いてあったので、驚きましたが、どうやら、移築されたようです。

どうもややこしいのですが、もともと向島にあった建物が、現在のユニクロの辺りに移築されていて、それを元に戻したということでしょうか?

ぐるり回っても、2、3時間というところでした。

当日は、海王丸(練習用帆船)が寄港していて、乗船はしませんでしたが写真を撮影することも出来ました。

これはまた別の機会に。

 

そうそう、無性に欲しくなって、二代目広沢虎造の「清水次郎長伝」(石松と三十石船道中・・都鳥一家)浪曲CDを買ってしまった。 


H28年 ソバの育成記録播種から54日目

2016年10月19日 | ソバ栽培

平成28年の8月27日(土)にソバの種を撒いて10月19日(水)で54日目となりました。

ソバの成長は早く75日等と申しますが、井月庵の畑の蕎麦は・・・

既に黒い蕎麦が多数を占めているような。

近寄って見ると。

確かに完熟までには至っていませんが、モノの本には3粒黒くなったら刈り取れとか。

無限成長が盛んであれば、白い花が次から次へと咲くことになるはずですが、どうも今年はソバが「もう、こんなもんだろ」と言っているようです。

例年より写真はよく撮っていますが、雑草取りも、土寄せもしないノーガード戦法が?いけなかったのでしょうか。

とはいえ、10月、11月は催し物を多く、ソバの刈り取りは、11月13日(日)が予定日と考えています。

 

そういえば、10月30日(日)

第1回静岡はしご蕎麦 http://www.at-s.com/event/article/flavor/287007.html が予定されていることを知りました。

たまたま、静岡市役所に行って本日、偶然に知りましたが・・・

12軒、一食1000円って、蕎麦前と肴、小盛蕎麦らしいのですが全部回ると一人で1万2千円?!消費税込みだろうなぁ。最初に思ったのはちょっと高い。地酒と肴はオプションにして小盛で500円くらいにしてくれたら、家族で楽しめるのに。

1件では御酒とアテで1000円は安いといえば安いけど、12件となるとどうなんでしょう。

やっぱり客単価1000円は最低でも確保したいし、静岡駅周辺のそば屋を多くエントリーする方が賑やかなんだろうけど。たった一日で12件って全部回れるのだろうか。

静岡の地酒でも似たようなイベントがあるのは知ってるけど、ナガッチリの井月庵にはスタイルが合わないのか興味がありませんでした。

が、「地酒と蕎麦」なら参加してみたい。12件を一人で回るのは腹が張りそうだから、嫁と一緒に2人で半分ずつなら、ひとり6000円・・・うーん微妙

 

小盛で1食4、500円の駿府そば祭りでも1日に5杯くらいがいいところだから、井月庵には可能でも嫁にはちょっと無理かな?

 

まあ、第一回ということで、行ってみたいなぁと考えている。

 

富士には富士山麓そば街道なるスタンプイベントもあるようであるが、最近はどうなっているのだろう。ひっそりと活動しているのだろうか。余りHPも更新していないようだし。

だんだんとソバの実入りが少なくなり、先に寂しげに僅かに実っている井月庵の畑のソバを見ると種を撒いたのはいいが、その先が誠にこころ細く感じるものである。


仕事のついでに風景撮影?井川

2016年10月18日 | カメラ

井川といえば、蕎麦好きの間では井川在来種をご存知の方も多いと思います。

井月庵が10月18日(火)仕事で井川湖周辺に行く用事がありました。

大雨が降ると、土砂崩れ等が起きやすいのか、夏の傷跡を治療するように各所で道路工事が行われていました。

時間通行止めもあり、4、5時間で戻るつもりが、8時間近くかかってしまいました。

が、おかげで、時間調整を利用してPENTAX Q-S1で風景撮影を楽しむことができました。

後で確認すると、結構な枚数を撮影していて、仕事に行ったのか?撮影旅行に行ったのか?いささか疑問が・・・

 いい天気なので、緑が映えます。紅葉はまだまだみたいですが。

いくら田舎暮らしとは言え、井月庵の家の周りとは自然の度合いが数段に上です。

ほとんど、車は通りませんが、道幅が狭い個所もあり、うねうねのワインディングロードが続きます。

時折、大型の工事車両等もすれ違います。

井川湖のダムサイトまで後少しのところで、時間通行止めにずっぽりはまりました。少し広い道まで戻って、ヨーロッパの湖畔の遠景を撮影(本物は行ったことも無いが。)渡船の航跡が見えました。

仕方がないので、帰りに行く場所を先に済ませます。

2時間も通行止めに会いましたが、早飯を食べて、のんびり木々を撮影。

雑草やコケまで

解放時間に合わせて、車を取って返しどうにかダムサイトを通過。

幾つかトンネルを抜けて

用事を済ませることができました。

帰りも時間通行止めのため、1時間くらい時間調整が・・

まだ、色づかない紅葉を探して

ススキと枯草くらいが秋の雰囲気でしょうか?

空が高いのも気持ちいい。

吊り橋を発見したのでついつい、油を売りに・・

空が湖面に反射していました。

時間以内に、ダムサイトまで戻れないと、次の解放時間は17:00のため、帰りの峠道が恐ろしいことになります。

 

やっと一安心。

たまにはこんなこともある。いい会社なんだと思います。

しかし、これはちょっと内緒にしておこう。