畑の隅にほんの少し戯れに撒いた蕎麦が、いよいよ完熟して?しまったので、西瓜の収穫の時に刈り取ったと言うことだ。
刈り取るそばから、実がボロボロと落ちていく。
観察・観賞用の蕎麦だったが、モッタイナイ。
結局、静岡でも7月後半に夏蕎麦が収穫できる事が解った。
これ程出来ると思っていなかったので収穫量を計っていない。
解った事は、蕎麦は、虫が居る時期なら!いつでも実りが良さそうだ。と言うことである。
先週のこと、仕事で東名高速道路を走ることがあり、帰りに愛鷹SAに立ち寄りました。
スマートインターになったので、ETCで富士川同様にここからも出入りできるようになりました。
サービスエリアと言っても、新東名なぞにある大型の店舗はありませんので、どこかうらびれてレトロな雰囲気のあるSAです。
SAの食堂といえば、トラックの運転手さんや、井月庵の様に仕事で往来するような作業服の男性率が圧倒的に高いです。
甲殻類は痛風この方、避けざるを得ませんので・・・肉にしました!
肉そばです。中性脂肪がかなりやばそうですが、旨いんです。
こういうお蕎麦も良いです。旅に出ている感が漂ってきます。
さて、裏のソバは
十分に実っています。風が強く吹くと落ちそうです。
台風の接近前に刈り取りしようか、このままほったらかしにしておこうかな?
今週のお蕎麦は1日で食べつくしてしましました。いつもは、2、3日残ってしまうのですが。
おつゆを作ったのが良かったようです。
やっぱり、汁が旨いと蕎麦が進みます。家人に蕎麦湯も飲んでもらえて、ちょっと安心しました。
毎週お蕎麦であきてきたと言われたり、ソーメンの季節と言われたり、冷やし中華だったり。
そばの夏はつゆしだいで晴れる日もあれば曇る日もあります。
裏の畑の片隅に播かれたソバは他の野菜?と生存競争を繰り広げています。
ハチやアブ、ハエ、チョウらが寄っているのを見ると、頑張って受粉してくださいと思わず応援したくなります。
本格的な夏の到来と共に、コテツ4歳♂には厳しい時期となりました。
例年であれば、この時期、そば打ちをほとんどしなくなるのですが、今年はモチベーションが高く、毎週末1kgをそば打ちしています。
エアコンの無い古民家暮らしとは聞こえはいいが、そば打ちは一苦労です。ましてや40分以内ともなると汗がでます。
その昔、手打ちの蕎麦は不衛生であるとの理由から、機械打ちに移行した一因でもありますが、昨今の日本酒ブームの陰で、酵母、酒母、山おろし等、40数度の室温、高湿度のなか作業する蔵人、杜氏の汗が不衛生であると見る方もおられると聞きました。
手打ち、手作りの場合、汗、手垢等の衛生は完全になくすことはできませんが、努めて真摯に向き合わなければいけない問題だと思います。工場の機械で作る食品でさえ時々問題になるのですから・・・・
発酵技術の酒造りと、手打ちそばを一緒にするのは、酒造りに申し訳ないでもないか。
家族や、友人に召し上がっていただくためには、ソーメンや冷やし中華に負けないようにつゆを仕込むこととしました。
醤油は、1.8Lあったのに、みりんと砂糖が足りなくて、結局、醤油1L合わせで本返しを仕込みました。
来週末には、「蕎麦はあき」と言っている家人に提供したく思います。