毎年、福井県で行われているそば打ち名人戦が、今年は多くの人に知ってもらおう、来てもらおうといことで東京の台場で行われました。
ゆりかもめに乗るのは、昔、竹芝桟橋から神津島に行ったとき以来でしょうか。記憶が定かではありませんが。完全に御のぼりさんです。
フジテレビの球体を見つけるとテンションあがります。
2月22日は東京マラソンもありアクアシティは比較的すいている様でしたが、中国からの観光客がかなりおられました。
仕事じゃ無くて、遊びで東京に行くことなど絶えてなかったですし、正直、そば打ち名人戦を見に行くのは初めてなので1日遊べるかどうか不安もありました。
11:00開場です。11:10開会式、既に関係者によって観覧席は埋まっていました。
17:30の閉会まで立っていることになります。
まあ、座っていると競技者の手元がほとんど見れないので、致し方ありません。
30分で手洗いスタートから片付けまでですが、残り時間3分になっても麺体が20cm位、切り板に乗っている方も居られて、見ていてもヒヤヒヤします。
なぜか、のこり2秒くらいで全員、終了するのですが気の小さい井月庵などは見てられません。
高齢化の進んだ日本国内にあっても、参加者・観覧者ともに圧倒的な水準です。若い(と言っても40代)人がいるとちょっと違和感さえあります。
どうにか、閉会まで留まることができました。(長かったー)
はっきり言って、ここに参戦された方は、みんな名人です。
切終わった麺を見ても、どれも素晴らしい切り揃えです。多少乱れがあるものもありましたが、蕎麦屋より数段上といっても過言でない様です。
努力賞 No.5,23,35,50
優秀賞 No.20,26,49
準名人 No.16,37
名人 No.4 でした。 100円で購入したパンフレットには氏名が書いてありますが、載せなくてもそのうちどこかで発表されるでしょう。
ただ、冬型は西高東低ですが、そば打ちは圧倒的に東高西低で、西日本の名人がいないのが気になります。
まあ、うどん圏だからしょうがないかな?
参加者の打ち方を拝見していて、思ったことは、みなさん、ほとんど同じような打ち方です。
水回しの手の動かし方、煽り方、地延し、丸出し、四つ出し、本延し、たたみ、打ち粉の振り方・・・目からウロコが落ちるような打ち方なんて無いのかもしれませんが、次第に収れんされて、日本全国、同じような打ち方の名人戦。
画一的でない、個性の面白さが蕎麦のような気もするし・・・
でも、ほんとにみなさん上手。打ちあがった、なま蕎麦はすごい。井月庵ごときは近寄れないレベルでした。
うっ、却ってモチベーション下がったかな。(@_@;)
帰りの新幹線の中で、深川めしの弁当を肴に、ワンカップ2本で元気を取り戻しましたとさ。
第20回は福井県で新そばまつりと合わせて開催されるとのこと。
東海予選は8月9日愛知県 グリーンパレス春日井だそうです。