12月28日夜
仕事も終わり、会社から帰宅すると家族はカミさんの実家、千葉に行きました。
井月庵は、H28年から素人蕎麦打ち段位に挑戦しているため、どうにか年末の不調法は解消される結果となり、段位認定を千葉で受験することで、嫁の実家にも仁義を果たせます。これはご利益!まあ、こんな仁義は趣旨に載っていませんが。
さて、平成の御代も師走の声と同様に片手で数えることになりそうですが。忘年会も終わり。
お世話になった皆様に年越し蕎麦を配るのが、蕎麦打ち趣味の腕の見せ所。
いつにもまして念入りに下準備をいたします。
28日夜
返しを作り、3か月ほど寝かした返しと合わせて、駿河湾の出汁の効いた甘めの辛汁を70人分作りました。
鍋が、5リットルまでしか無いので、2回に分けて出汁を取ります。
返しと合わせて、焼いた鉄筋D13をジューと入れました。 1番出汁の出しガラを冷蔵庫にいれてその日は終了。
明けて29日
朝からそば粉を合わせました。
今年のそば粉は、自家栽培・自家製粉の全粒粉2割、倉科製粉のスーパー安曇野6割に割粉2割のブレンドとしました。これも蕎麦春秋を読んだから。
何かしら、井月庵らしい、田舎オヤジの趣味蕎麦を味わって頂きたく思います。
一晩おいて、濃度を計ると
Brix値17.6! 返しに三温糖を使ったのがいけなかった。目指すは15.6だったのに。三州みりんの色が黒いのでグラニュー糖にする選択肢もあったが、しょせん素人。 屈折濃度では劣化した醤油・みりん・かえしでは計算通りには行かない。
3か月寝かした返しを混ぜたのが悪いのか。
27日にメールで中村豊造の蕎麦打ち道具を注文したら、すごいことに29日に到着しました。誠にありがたいことです。
今回は、巻き棒を2本 特別価格ということで桜φ30mm×1100mmが1本3000円。
2000番でヤスって、蜜蝋で磨いて。30日はこれで蕎麦打ちをしてみよう。
巻き棒にはちょっと重いが、延し、巻きが桜で揃えるのも乙なもの。
コテツの散歩に行って、明日に備えて今日は早く寝たいのだが、一人家飲みすると、ついつい飲みすぎてしまう。