そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

タケノコで一杯

2017年04月17日 | つまみ

前回に続き、春の便り。

 家の竹やぶでタケノコが出ていた。例年であればイノシシのおこぼれを頂くようにしてタケノコを掘ることになるのだが、今回は、イノシシにまだやられていなかった。

 ばあちゃんが、外の釜でタケノコを茹でて、フキと併せて小鉢を分けてくれた。

 妹の家を訪ねると、前回、お蕎麦を配ったプラスチック容器を返してよこした。ついでに正雪の「生」(小)を1本呉れた。別段、断る理由も無いので受け取った。

 夕飯は嫁に天ぷらを揚げてもらう事にした。

  5月の健康診断まで、ノンアルコールビールで過ごそうと決めていたが、スタート間際に早速転んでしまった。

 嫁が、「なんで、飲んでるの?」と地声で言った。

 

 練習蕎麦は悪くは無いが、甘汁をサボったので何ということは無い天ぷらそばになってしまった。

 去年の練習の録画を見ていたら、多少は蕎麦打ちが上手くなっている気がした。

 気のせいなのか、酔いのせいか?


ハルノ便り

2017年04月10日 | つまみ

ここ数日、雨の日が続く。

静岡の井月庵の住まいでは湿度計が75%を指している。

 

そんな4月の日曜に親類の家にお祝い事があり、「得たり!」と蕎麦を打って差し入れました。

練習がてら1kgを2回打って、1回目は加水率44%で多加水気味、所要時間はギリ40分。2回目は42%で39分30秒。

多加水過ぎると反って時間がかかりました。

 

ここ、3回ばかり、「第7回いなべ市新そばまつり」の唐橋さんの動画をYouTubeで見て、丸出しから「巻き棒」を使用することとしています。

巻き棒は110cmあり、四つ出しまで使用できるので、動作が簡略化出来、重量もあることから、丸出しの時に下から延しても所要時間があまり変わりません。下から延した方が丸が崩れ難いのです。(でも、井月庵の今の腕では延し棒で時間をかけた方が丸はしっかり出るのですが・・・)

 

駿河湾の名物、桜エビは海水温が低いため、市場に出回りません。でも、やっぱりこの時期は「さくら」

冷凍物の生桜えびを買ってきて、半分はかき揚げで、半分は摘み揚げにしてお祝い蕎麦に乗せました。

(老眼でピンボケ写真を貼ってしまいましたので訂正、でも余り変わらない。)

冷たい蕎麦が良かったのか、家族がお替わりをしてくれました。

井月庵は、ぶっかけを食べた後、残り物で暖かいお蕎麦を。

祝い酒を、ぬる燗でやって。「ああ、こっちも良い!」

春の便りが長雨で消える前に、こっちから春に近づいちゃいたいのですが。花は雨の中

 

ハル来れば さけよ さけよと 祝い事  井月庵 

夕闇に 人出も絶えて 花濡れる  井月庵  (才能ナシ)     


いろいろやってみた。創作簡単かけそば

2017年03月01日 | つまみ

2月末に菊川に行く計画は、仕事の予定日が「くにえだ」の平日唯一の休みである水曜日となりあっさり挫折。

まあ、今回はショウガナイや。

 

さて、毎週末1kgの蕎麦を打っていて、家族もいささか食傷気味のためチョットアレンジした簡単かけそばをと考えました。

第一弾 「かきたまスープ」を載せてお湯を足して濃さを調節。

『かきたまそば』

不味くはない。まあ食えるが飛び上がるほど旨くもない。でも「かきたまスープ」にゆずやシイタケ何かも入っていて良い。

 

第二段 長ネギを焼いて、甘汁で煮て、コンビニの焼き豚を載せた 『焼き豚南蛮』 焼いたネギが美味い

もうちょっと良く茹での方がネギが美味い気がするが、加減は今度そば屋に行って南蛮を食べて再確認してみよう。

焼き豚切り落としを入れると、汁が少し甘くなって、濃くなるがこれはこれで十分に旨い。

 

先週、近所の親類に配ったら、あっという間に終わり、週末にコンビニ蕎麦を食べる事になったため、今週は配らなかったが、井月庵が意地になって喰う羽目になってしまった。う~む 欲をかいてはイカンというお話し。 

 


蕎麦ピザ

2017年01月15日 | つまみ

去年の年の暮れに蕎麦打ちしたので、蕎麦にならない端切れがたくさん出来ました。

打ち直すほどの腕もなく、同量くらいか少し多めくらいの水で溶いて蕎麦ピザの台にしました。

第一弾 ちりめんジャコとあおさをトッピングして

ジャコをたくさん入れたら、「クセがすごい」ので後からネギをトッピングしました。

第二弾 焼き豚を細切れにして、トマトソースで

普通のピザになりました。

250度で8~9分くらい焼けばよかったのかもしれませんが・・・

ちりめんジャコは少量でもクセがすごいので、玉ねぎやらを追加した方が更に良かったかも。

 

さて、沖縄の農研機構から、春まきソバの栽培マニュアルが更新されていました。

基本が記載されているので、春まきにこだわらず、ソバの栽培には大変参考になると思います。

75日などということに墨守せず、気温と黒化率で刈り取り時期を考えれば、播種から55日から65日くらいが良いようでした。

そういう訳で、井月庵の去年のソバ栽培は、のんびりしすぎたということです。


平成28年の自家蕎麦を食す

2016年12月20日 | つまみ

 玄ソバからの製粉歩合77~80%とかなりふすまを挽きこんだそば粉であったため雑味・エグ味が有ることは想像しているが、どの程度かは食べてみないと解らない。

 8月27日の耕運から始まって、ついに自家蕎麦を食す日を迎えることができたのは、年の瀬の慌ただしさが寒さと伴に感じられる12月19日

 ただ食べてもしょうがないだろうと、貰い物のカキを入れて種物でいただきました。

 カキを7個、水洗いして、水切りして、黒コショウを振ります。

 サラダ油小さじ1杯でフライパンで両面に焦げ目を付けます。頃合いで、甘汁100cc程度を掛けて、蓋をして蒸し煮にします。いったん火を止めて、お蕎麦を茹でて、カキと煮汁をかけ、甘汁をさらにかけまわして出来上がり。毎度のことに、白ネギは無いのですが、入れて牡蠣南蛮の方が更に美味しそうですね。

 

こうして食べると、お蕎麦の味が、カキに負けちゃいそうですが、まあ、たまには贅沢も。

結構、東京名古屋間、いや透明感のあるお蕎麦です。さらしな粉のでんぷん質が多く入った全粒粉なのが解ります。

 色が黒い割に、セラミック石臼で細かく挽いたおかげか、ザラつきもほとんどなく、雑味・エグ味もそれ程強くなく、フレーバー程度の味わい。 ああ、チョトは報われた気がします。

 毎年、涙が出るほど大変だけど、涙が出るほど旨くない自家蕎麦と言い続けましたが、今年は少しは旨い・美味いと思いました。

歳のせいか、蕎麦前のせいか、はたまたそば打ちの技術向上のおかげか・・・牡蠣のおかげでしょうな。 やっぱり。

 

 冷たいお蕎麦でもう一枚。

 つけとろでいただきました。盛り付けは嫁なのですが、ざっくばらんな性格が出ます。

残りのとろろに残り飯をチンして食べました。これが一番うまいかも。

それじゃあダメじゃん。

でも家族が、お蕎麦をお替りして食べてくれる。ああ、お酒もう一本!!

 

 

で、酔って寝て、のどが渇いて起きるとこの時間って、3時! もう寝れません。日記でも書きます。