4月28日は春ナ山という神様のお祀りです。
近所のお寺の裏山で、祭られています。狐の神さんだとか狼の神さんだとか言われています。
見晴らしの良い山の上にお堂が在ります。
昼間から御神酒を飲んで、しまったため蕎麦打ちはしませんでした。
29日にとあるお蕎麦屋さんに行きました。帰りに、あれなら日曜日限定で自分で蕎麦屋を始められそうな気がしてしまいました。タデ科の植物だけに人それぞれで良いのですが。
スーパーで購入した300g、300円程度のそば粉で、連休初日でもあり、十割蕎麦を打って見ようと思い立ちました。
粉を振るってから手で粉の状態を確かめると、手の内でサラサラと崩れました。所謂、繋がらないそば粉です。
蕎麦切りにしたければ、つなぎの小麦粉を2割入れれば問題無いのですが、十割打ちに挑戦しました。
52%の加水をして、伸しに入ったのですが、5ミリ厚程度で切れてしまいます。再度、細かく千切って、2%加水して、練り直しました。が、やはり繋がりません。
以上の結果、本日の夕飯には、そばがきが、一人100gづつ並ぶことになりました。
多いです。子供は、半分で、ご飯に移行したため、コテツにもお裾分けしました。蕎麦切りなら200g位あっという間に食べれるのに。
明日は別の粉で、再度挑戦することを秘かに思いつつ蕎麦焼酎を飲みました。
今日は、私が大好きなお蕎麦屋さんに行きました。一閑人というお蕎麦屋さんです。
生粉打ちせいろ1枚、粗びき1枚(つゆなし)で1350円。後、蕎麦には甘味がつきます。今日は、牛乳プリンでした。汁と蕎麦のバランスが絶妙。
まかいの牧場の近くのため、いつも行ける訳ではありませんが、蕎麦だけ食べて「上手い」と唸り。汁をつけてまた唸ります。
本当は、写真を撮るのも嫌で大分頂いた後の状態です。
蕎麦打ちを始めるきっかけになったお蕎麦屋さんです。
時々行って、目標とする蕎麦を再度、インプットして、蕎麦打ちに励みます。
食べ終わった後も、「上手かった。旨かった。」と言いながら帰ります。
今日は、自家製粉のそば粉を分けて戴きました。
自分でも製粉しているので、そば粉の貴重なことは十分承知しています。大切に使わせていただきます。
急なお願いにもかかわらず、快く分けていただきありがとうございます。
一閑人さんみたいな蕎麦が打てる様になりたいです。
うまい蕎麦を食べた後は、いただきましたではなく。「ありがとうございました」と言います。
4月になると仕事も一段落するため、そばを打ちたいというご所望がありました。
そこで、道具一式を車に乗せて出張いたしました。
挽きぐるみにの地粉で、始めに300gで説明しながら打ちました。
その後、ご当人に300gで打っていただきました。
はっきり言って、200~300g程度の少量だと水をはじめとした計量がとてもシビア
になります。また、すべての作業が小さくなって、打ちづらいです。
ほんとは500g程度を打った方が良いのですが・・失敗したときに5人前を食べるのが
ちょっと辛いです。本人の責任でやる分にはいいのですが、そば粉が貴重なものであるた
め、失敗しても1~2人で食べられる分量としました。
打ち終わって、11時から茹での解説をいたしました。
蕎麦は、茹でて完成するので、ほんとは生めんを人にあげるのは、試合放棄をしている
のと同じなのですが、他人の台所に踏み込むにはそれなりの付き合いも必要となりますね。
奥様が、取れたての筍とタラの芽を天ぷらにしてくれました。
写真には少量が写ってますが、もっと一杯あったんですよ。甘くて歯ごたえもありながら、柔らかい筍でした。
打ち立て、ゆでたてのお蕎麦と、旬の天ぷら。食べ終わる頃に写真を撮るのを思い出しました。
ごちそう様です。
蕎麦の楽しさにハマってくれればいいのですが。