家庭流少量打ちと言えば大久保裕弘さんでしょう。
水回し棒も3年くらい前に作成していました。
伸し板は60cm×60cmを用意しました。
今回の秘密兵器は、厚さ1.5mmのプラバンです。
テーブルの半分の広さで打てます。
木鉢の代わりに100円ショップのタッパです。
伸しが均一なので、自然と切りも揃います。体重を掛けても1.5mm以下に伸しすぎることも無いので、簡単に素早くそばが打てます。切りまで20分くらいです。
加水率は44%でした。
ゆで時間は40秒。
とても簡単に、旨いそばが打てます。
均一な伸しの重要性が解ります。
営業の蕎麦打ちなら、伸し厚ガイドはかなり良いと思いました。
切りも、幅だけでなく、駒板もズレ難いので、ゴミを出さずに切り終える事が出来ました。
余りに美味しかったので、1kgでも打ってしまいました。
伸しが揃うと味も変わります。機械打ちの旨さの方向です。
家庭流打ちなら、簡単に素早く、お店のレベルのそばが打てます。
見せる趣味の蕎麦打ちが体勢を占めていると思いますが、実利を考えると伸し厚ガイドはかなり優れものでした。
後、「ながいけ」さんのDVDを観て、切り板の代用にカッターマットを用意して見ました。
使えます。
こだわらない事がこだわりの井月庵としては、優良な蕎麦打ち道具がまたひとつ増えました。
あっ!2つかな。
ほんとはもう1つあるのですが、それは、秘密兵器はじゃなくて、良い包丁です。
遂にと言うか、やっとと言うか、清水の舞台から飛び降りるつもりで高価な包丁に手を出してしまいました。
フェラーリでは有りませんが、クラウンレベルです。(例えが古い?)素人には一生モノです。