そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

ソバの育成記録その6 嵐の後 雷乃声を収む

2017年09月18日 | ソバ栽培

9月18日(月)

日本海に抜けた台風18号は、未だ北海道に。九州から北海道、日本海から太平洋と爪痕を残していきます。

台風が過ぎ去った後、静岡は気温32度と夏が帰ってきたかの様子。

ソバの畑の様子を見に行きました。

昨夜の風のため、ソバは皆、東南方向に倒れていました。

それでも、つぼみは力強く踏ん張っていました。

 

キャベツとブロッコリーの苗を買いに行った帰り道。

富士川の堤防沿いに赤いものが。「曼殊沙華」・「ひがんばな」・「彼岸花」

雲が洗い流されて、空は高く青く澄んでいました。

彼岸花に近寄って見ると、花もまた、ソバと同じく頭を垂れていました。

これが、今年最後の台風になればいいのですが。


ソバの育成記録その5 嵐の前 

2017年09月17日 | ソバ栽培

9月9日(土)

播種から15日目 背丈が4、50cm位に伸びました。前日の風雨の為か、幾本か、もう既に倒伏しているのがありました。

追い播きの小さいものもありますが、出来るだけ真っすぐ成長していただきたいものです。

去年の今時分は完成していなかった富士川サービスエリアの観覧車も完成しています。

愚息の弓道の試合を見学に藤枝に。

途中、「ながいけ」で超粗挽き蕎麦を頂きました。

もう一枚。

「せいろ」

粗挽き三兄弟で知られたお店ですが、並せいろを敢えて食べ比べてみました。

愚息の弓道の試合はそれなりに良いところまで行って見ている分には楽しかったのですが、本人は最後に納得できない様子でした。

 

9月17日(日)

播種から23日目

台風18号が接近しています。静岡は17日の夜から18日に掛けて荒れる予想。窓の外の風の音が16日から聞こえてきます。

折角、50cm位に成長したであろう、ソバがこの風で倒れてしまうのでしょう。西の窓に吊るして外していない葦簀(ヨシズ)がバタバタと窓ガラスを叩きます。

倒れる前に、写真を撮って置こうと、コテツ(柴♂5歳)の散歩ついでに畑に様子を見に行きました。

北から西にかけて風が吹いて来ます。

まだ、弱い風のはずなのに、既にソバは右往左往しています。

見ると、つぼみが広がって、白い花が咲き始めていました。

播種から23日で花が咲くとは、ホントにソバは成長が早い作物だと実感します。

この分だと、10月の中頃から刈り取ってもいいのかもしれません。去年は播種から79日目で刈り取って収穫が少なかったので今年は5、60日目でいいかもと考えています。

まあ、台風の影響でみんな倒伏して、いずれにしろ刈り取りはまた面倒なのでしょうが。


ソバの育成記録 その4 播種から9日目

2017年09月03日 | ソバ栽培

播種から9日目、双葉の時期も過ぎて、本葉が出てきました。高さは10cm位。

追い撒きは嫁とばあさんが、5日前にしたのですが、撒いた後すぐに雨が降ったのが良くなかったのか、発芽が良くないようです。

また、一か所に固まって撒かれたので濃淡の差が大きいです。

ここで、間引いた方がいいのでしょうが、その加減が解らないので、このまま行こうと思います。

PENTAX Qの魚眼レンズで撮影したら、地球が丸く映りました。

朝方、パラパラと雨が降ったので今日、畑に入ると土が締まってしまいそうだし、汚れてしまうので、本日は観察まで。

家に帰って、コテツ(柴犬 ♂5歳)を撮影。

やっと暑さも過ぎ去って、心地よい日になりました

コテツも喜んでいます。

そうそう、午前中は、蕎麦打ちもせず、将棋NHK杯の生中継をわくわくしてみていました。

 

野生化して、毎年自然に生えてくるゴオヤもそろそろしまいなのでしょうか?

まだ花が咲いていますが。

ゴオヤチャンプルは当分食べたくありません。


ソバの育成記録 その3 発芽を確認

2017年08月29日 | ソバ栽培

播種から4日目 8月29日(火)

10mm程度のソバの芽が土中から出ていました。

よく見ると、ハトがソバの種をつついています。(写真中央上)

覆土が5cmでは浅かったのか、かけ方が雑で覆土になっていなかったのか・・・・

寄って見ましたが、いまいちボケてます。

一か所にかたまって、芽が5つくらい確認されます。

全然均等ではありませんが、「これでいい」のです。芽が出ていない箇所には、追い播きをしたいのですが、井月庵の作業のできる日程は、早くても土曜日の午後あたりになりそうです。

そうなると、初めに播いたソバとちょうど1週間隔たってしまうため、気持ち的には2,3日後に播きたいのは山々なれど。

 さらりーマンなので「これでいい」のです。


平成29年ソバの育成記録 その2 播種

2017年08月28日 | ソバ栽培

8月26日(土) 静岡では最高気温37度となるらしい。 「らしい」と言うのには、温度計を持ち歩いていないので良くわからないためである。

カミさんは、東京より静岡の方が暑いことに、全国の天気でも静岡が一番暑い予報であることにいたく憤慨していた。

 

暑くなるのが判っているので、起きてすぐに飯をかっ込んで、畑に向かった。

畑に着くと8時半。

巻き尺で縦横を計ると、畑の面積は目算のとおり9mなにがし四方あったので500gの種を全部播くことにする。

畝を作ると水はけが良くなるので良いのだが、富士川の河岸段丘にできた土地の為、50cmほど下は砂利であると思われる。

ボーリング調査等をした訳ではないが、子供の頃に裏の畑を掘ったら、玉石がザクザク出てきたのを覚えている。もちろん子供だったので目的は「落とし穴」を作るためであった。

30cm間隔で糸を張り、竹ざおで筋を深さ10cm程度付けると、周りが崩れて出来高は深さ5cm程度の溝となる。

後は9m/0.3m=30本

500g/30本=17g を計り取りできるだけ均一に、9mに渡って条播きすると、5cm間隔に3粒ほど(2.5cm間隔に1粒程度の割合)を頭で考えるより遥かに適当に、ものすごく適当に播いた。

 

別角度から(意味は無いが・・)

 

里芋の脇に残地が8m×2m程度あったので、ついでに平成26年秋に山のミカン畑で収穫したソバの種もこちらはバラマキにしておいた。3年前の種であるが、冷蔵庫に入れておいたのと、粒が揃って大きいので、多少の期待を持っている。

作業を終えると9時半

家に戻って、シャワーを浴びて畳の上に大の字になると30分ほどはいい心持ちでいた。

次第に気温が上昇し、10時半ごろには寝転んでいるだけでも暑い。

 毎年この時期は扇風機しか無いことを悔やむが、一日二日で厚さのピークも過ぎてしまう。またピークを過ぎると、途端に涼しい風が吹いてくる事もあり年間一日二日の為にエアコンを購入する気にならない。静岡のどこも同じという訳ではないが、家が段丘の上で、前が比較的あいているため風が抜けるだけである。

 こうなると、家の中に居るより、外の日陰に居ると誠に気持ちのいい涼やかな風が吹いて凌ぎ易い。

案の定、26日(土)はコテツ(柴犬♂5歳)もベロを出してハアハアとしていたが、27日(日)には涼しい顔で昼寝をしていた。

ここまで書いて、コテツの寝顔を撮影しておけば良かったと思い至ったが、後の祭り。