そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

ケロシン(灯油)ランタンで遊ぶ。その2

2019年05月06日 | ケロシンランタン

 大型連休中にネットで幾つか買い物をしたが、一向に届きません。

 まあ、連休が終わってから発送準備となるので致し方無いでしょう。いやむしろ、運送業者さんのご苦労を考えると心静かに工作でもしているのが適当でしょう。

 まずは裏庭でBBQとランタンデビュー。

 フェアハンドには虫よけパラフィンを入れて、暮れ行く時間をまったりと。

 

 完全に暗くらる前にケロシンに火を入れます。ランタンハンガーは使い古して、時々布団を干すくらいにしか使用していない物干しの支柱

左上が中華バタフライ、右下がペトロマックス

 で、お約束の肉を焼いて飯を食べて、あっという間に食後。

手前が中華バタフライ。

 実のところ、分解・調整・改修を繰り返しているバタフライの方が安定して燃焼していました。ペトロマックスからは微かに不完全燃焼の匂いがするのと、圧力の抜けが早いので、この後点検するとバポライザーの根元からエアー漏れがありました。燃料が出るほどであれば濡れ等でわかりますが、ホントに微かなのでハンドソープを怪しいと思われる個所に塗って泡で確認しました。

 鉛ワッシャーなのかグラファイトなのか解りませんが、模型用の板鉛(細く切って1/35ミリタリーフィギュアの小銃等の担いヒモに使う)を2mm幅に切ってワッシャーの上方に巻いて修繕完了。

 ああ、こんな仕事(手イタズラ)が楽しい!!。

 そして・・

 ランタンケースをまたまた作成。連休で時間があると、こういう事をして過ごしてしまいます。

ペトロマックス用の木箱は第1作の2/3の値段でできました。まあ、余った材料が使えるので当然といえば当然

こげ茶の箱が材料費6000円位掛かりましたが、無垢のペトロの方は4000円弱でした。また、要領もつかんで、改良点を幾つか。

小物箱は薄板で十分、また丸穴は面倒なので半円で。固定板も10mmから6mmに変更して片面に補強材を設置しました。

これで十分ですし、容量もアップします。

奥の仕様も簡単にしました。

蝶番の工作も迷いが無くなっています。

 折角の大型連休もこんな事をして過ごしていると全く勿体ないことです。

しかし、この遊びは面白い。

 

そば打ちはここ数か月やっていないので、初心者に逆戻り。という事で、来週から市のカルチャースクールに参加することにしました。半強制的にそば打ちしないと「そば切り井月庵」じゃなくなっちゃう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ケロシン(灯油)ランタンで遊ぶ

2019年04月28日 | ケロシンランタン

 中華ランタンの「バタフライ」を手に入れたのが始まりです。

慣れるまで、非常に手間が掛かり、2週間ほど遊ばしてもらいました。

トップリフレクターが水色で、チープな感じです。

 ネットで調べた結果、手に入れたバタフライはほとんど「シーアンカー」でタンクとトップ、バルブにバタフライと刻印されているものでした。余熱バーナーの取っ手には赤いシールが貼られていて、はがすと「アンカー」と書かれていました。

 初めの一回はちゃんと点火したのですが、次からおかしな状態になり、「炎上」の連続でした。

タンクの中もザビでは無いようですが、茶色いプライマーみたいなカスが多量に入っていて、十数回と灯油で洗浄しました。

 バポライザーや余熱バーナーを取り外して、分解してみると、各部に前述のカスが侵入して、目詰まりを起こしていました。

 ほぼ全てを分解掃除して再組立てすると写真の様に使える様になりました。

でも、圧力計はどうもイマイチで既定の「2」まで動かず、圧力が上がっても「1」程度でそれ以上動きませんでした。

 使用は手でポンピングした時の抵抗でだいたいわかるので、まあ良しとします。

 

 分解の際に固く締まったネジ部を回すのにガスバーナーで軽く炙ったのですが、その時に余熱バーナーの取っ手を焦がしてしまい、挙句にヒンジ部のプラスチックが割れてしまいました。

 

 という事で、赤いプラのつまみを木製に作り替えることに為ります。

拡大すると

ポンピングの取っ手は引き出しの取っ手だけ買ってきて、ネジ径が違うので元の取ってから金具を取り出して埋め込みました。

 

 トップリフレクターは耐熱塗料で塗替えです。

以前に比べて愛着が増します。

 

 保管用の木箱をみんなにマネして作りました。

ペトロマックスの純正は7000~9000千円位なので、DIYしてみたのですが、凝った結果、値段的に余り変わらない金額になってしまいました。

 固定は10mmのバルサ材で固定するので傷がつきにくいのですが、バルサも板厚が上がると結構ボディブローの様に効いてきます。

 そうそう、ノズルとガスチェンバーはステンレスの0.9mmでチムニーに固定するのは定法でしょう。

 木箱の中に、中華ランタンとは別の・・・・

 

 ペトロマックスも買ってしまいました。 

 ペトロの前にバタフライで十分に経験が積まして頂いたおかげで、ペトロの優等生ぶりに

「ペトロがじゃじゃ馬?じゃあ、バタフライは差し詰めアバズレ!」という域に達しました。

 

 お約束の高価な!(バタフライが買える位の値段)ブラスのトップリフレクターとイケベ楽器のシンバルケース15インチ。

 

 2枚入る大きさなので、これはこれでいいのですが、16インチでもよかったかも。

 

 ネジ部の増し締め、ミキシングチューブの高さ調節を毎回の点火前に確認することが必須。

 そして、アルコールによる余熱でソフトスタート。これは余熱の後に様子を見ながらポンピングできるので、

機嫌が悪い時はすぐに初めからやり直しできます。

 余熱バーナーもちゃんと稼働しますが、ソフトスタートの確実性によるリスク回避は計り知れません。

 

 という訳で、アルコールは使い勝手のいいこんなものが。

 

  まあ、フェアハンドランタンの手軽さと優雅さはまた別なのですが。