12月10日(木)
仕事で静岡県の御前崎に行きました。
きりきり仕事をしたおかげと、助っ人に恵まれて、1日かがりのはずが、1時には完了。
さて、遅い昼飯にするかと。 普通であれば海に向かって車を走らせる訳ですが(海鮮市場が有名)、井月庵は「ぐるナビ」で蕎麦屋を検索。
「ぐるナビ」等の功罪も何かと言われますが、知らない街でお店を探すには、重宝です。
ここがよかろうと「ぐるナビ」とカンで検索されたのが
「手打ち蕎麦 くにえだ」
(掛川市だった。)
お店の佇まいは、自宅改造のお蕎麦屋さん、趣味が高じて蕎麦屋を始めたオーラを感じます。
1時半ごろでしたが、先客の団体さん8人ほどが掘りごたつの・・リビングにおられました。
井月庵は奥の床の間に一人で座って、待つことしばし。
現れました親爺さんは誠に丁寧にメニューを説明してくれます。(ムム、この熱意!当りの店か!!)
しばし考えて、では、「くるみせいろ」と「かけ」の2品をいただくこととしました。
団体さんも腰を上げて、「ごちそうさま」
あとは、親爺と井月庵のみ
まずは「くるみせいろ」
おお、いつもの通り、写真撮る前に箸を割って、「いただきます」しちゃってる。
クルミたれと調整の辛汁がすこし付いてる。
ホント言うと辛汁も味わいたくて悩んでたので、辛汁がもう少しいただけると嬉しかったのですが、ここは後の蕎麦湯を楽しみにクルミたれのみで頂きました。
最近、和胡桃の濃い味を知ってしまったため、クルミたれは甘く、さっぱりとした味わい。
お!?これ、もしかして、家に帰って「ゴマダレドレシング」で試してみるのもありかも等と考えつつ・・
厨房から、蕎麦屋の親爺さんの楽しげなハナ歌が聞こえてくる。
もうすぐ、2時で、お客は私一人。蕎麦屋の親爺が楽しそうに作ってる蕎麦
こんな蕎麦が美味くない訳がない。
食べ終わるのを見計らって、かけそばの登場です。
すみません、これは写真撮る前に食べちゃってます。m(__)m
我慢できないんですね。
食べ終わって、玄関先で、親爺さんと言葉を交わすと・・・
そこから、始まった蕎麦談義は半時となりました。 いい店見つけちゃった。
(クルミたれの試行錯誤とか、道具の揃えとか、ソバ栽培とか考え抜かれてこだわってることも解りました。)
家に帰って静岡県の蕎麦屋ガイド本を4、5冊くくって見たけど載ってない。
やった!ガイド本より先を越した。でも「待て待て、孔明の罠だ」じゃない、「そばなび」とかに載ってるとかいってたなぁ~
このほかに、月の初めの一週間は「変わりさらしな蕎麦」を合い盛で提供されるとのこと。
趣味が高じて蕎麦屋をやってる。当に「リアル牧野玄太郎」を発見しました。
http://sobakuni.com/ お店のHP(勝手に貼ってごめんなさい)
親爺さん一人でやってる趣味蕎麦感なのでホントは教えたくない。でも、井月庵のブログなんて見てる人少ないからまあ、関係ないか?
昨日、あんだけ蕎麦を食べたのに、翌日の夕飯に蕎麦が食べたくなりました。
200gの少量打ちで、十割を作って(こんくらいなら、20分でできる。後片付け入れても30分)などと自慢めいたことを言っておりますが。
件の少量打ちで、加水率考えなしの50%、ゆで時間60秒にして見ましたが、もう10秒くらい茹でてもよさそうな・・
ゴマダレドレッシングでと行きたいところでしたが、あいにく、そんなものはありません。
残念、なのか正解なのか。
楽あれば苦あり。