舞洲の流通倉庫街のなか、ひときわ異彩を放っている建物があります。
お菓子の家のような色鮮やかな外観からは想像つかないが、大阪市のゴミや焼却施設、大阪市環境局舞洲工場です。
この建物をデザインしたのは、自然との共生をテーマとした作品群を遺し、2000年に世を去ったオーストリーの建築家、フンデルトヴァッサーです。
曲線で構成された外装と、煙突の先に輝く金の玉…遠くからも目立っていて、USJと間違えて訪れる人も少なからずいるとか…
このすぐ近くにある汚泥の焼却施設も氏のデザインで、2施設が並び立つ姿は圧巻です。こんなの日本人には発想が及ばないな!
この施設、税金の無駄遣いの象徴とも揶揄されているが、こういった芸術作品は100年後には都市の財産になるんですよ。
そのためにも、費用は掛かるがメインテナンスをしっかりやって未来に残してほしいもんです…
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