真賀温泉は湯原温泉郷の一湯で、4・5軒程度の小さい旅館街の真ん中に、山肌に張り付くように共同湯がの「温泉館」が建っています。
この共同湯には男女別の一般風呂と家族湯。そして、メインの「幕湯」があります。この「幕湯」には由緒があり、その昔お殿様専用の温泉で、入浴中は中が見えないように幕を張ったことから「幕湯」と言うようになったとのこと。
足元から清澄なお湯がコンコンと自然湧出、それをわざわざ竹筒で水面に導いています。なぜこんなことをするのかというと、竹筒からお湯を飲んだり目を洗ったりするからですね。そう。ここのお湯は目に良いとされているんです。その湧きたてのお湯は、もちろん加温や加水はなく、長湯のできるぬる湯です。ただし3~4人でもう満員の小ささだが…
岩の浴槽は意外に深く、入るときに注意しないと溺れそうになる。この幕湯は混浴だそうだが、幸か不幸か、このときは周りはおっちゃんだけでした。なぜか青みがかったお湯は、ワタシの中では最も美しいと思った温泉ですね。
- アルカリ性単純泉 39.2度
- 中鉄バス・真賀温泉BS