榊原温泉の湯元、この温泉街では最大規模の旅館です。ワタシの旅では珍しい高級旅館なのだが、源泉掛け流しはここだけとあって、やむなく奮発してしまいました。
この旅館では料理はレストランでいただきます。先付は、てこね寿司や春野菜の揚げ物など。桜が散らしてあって季節感を演出しています。
向付は桜鯛や甘海老など。こちらも季節感を演出しているが、なによりも。鮫皮で摩り下ろす清涼な山葵が、主役を喰ってしまうほどの存在感です。
肉は伊勢牛のフィレ。ブランドではないが松阪の近隣で育てられた牛なのでしょう。ワインのセカンドラベルみたいなもので、味は絶品!
地元産野菜の温泉蒸しがメイン。しかしここの温泉は香りがマイルドなので、野菜に香りが移りきりません。も少し工夫を求めたいところ。
デザートは真珠粉入りのきびあんこ、アイスクリームです。
朝食も野菜中心のヘルシーなもの。温泉粥が味わえるのもいいが、やはり風味もマイルドです。全体的に上品な風合いに仕上げているお料理、さすが、高級旅館ですね。
- 場所:榊原温泉
- 訪問日:2007年4月15日