別府市街から北西方向の山の中腹に広がる明礬温泉は、地面のあちこちから湯けむりの上がる、まさに地球が生きていることを感じさせる温泉です。ここは明礬の旅館街とは少し離れた幹線道路沿いにある、えびすや旅館の運営する日帰り施設です。
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最近あちこちで出現している日帰り温泉施設と同様、環境デザインに力を入れており、日替わりで男女が入れ替わる温泉にそれぞれ「風と歩く石畳」とか「石の小道と癒しの洞窟」とか、キャッチーな名前がついていて、いささかむず痒い。
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しかも入浴料も1,000円と、今回の最高値。今日の男風呂は「風と歩く石畳」です。広大な露天には明礬独特の青みがかった美しいお湯が満たされていて、TVやガイドブックの取材には絶好のロケーション。
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確かに硫黄泉独特の匂いと浴感があり、温泉としての質は悪くはないと思うんだが、なんでだろ?なんか濃厚感がないな。しかもかなり温い。前日の雨の影響なんでしょうか…リピーターらしき先客も今日は温いとぼやいていました。
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帰り際、フロントでそのことを告げると、「おかしいですね、温度計では42度になっているんですが」と宣う。手を浸けて確認することがないのでしょうか。温泉の管理を機械に任せにしているようです。こんな広い露天風呂なら余計きめ細かい泉質管理が必要でしょうが…
・場所:亀の井バス・明礬BS
・泉質:硫黄泉 源泉温度不明
・訪問日:2008年5月12日
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