鹿児島市電の市役所前電停から北方向に少し歩いたところ、また、JRの鹿児島駅からもそんなに遠くないところの県民交流センター前の広場の一角に、独特の存在感を漂わせているのが県政記念館。この建物の2階に鹿児島の名店が出店しています。ちなみにここの本店は、前回鹿児島に来たときに訪れています。
中は天井が高くて上品な雰囲気、そこに10卓ほどのテーブルが並んでいます。大正浪漫が漂っています。訪れたのは13時前、ビジネスマンのランチタイムが終わって少し落ちついたのか、やや空いています。
前回の本店ではせいろ蒸しをいただいたのだが、今回はとんかつをいただくことにします。注文は豚ロースを贅沢にも200gを使用した鹿児島黒豚ロースカツ厚切り御膳(1,700円)。御膳にはご飯・汁物・香の物・飲み物が付いてきます。やや待たされた後に運ばれて来ました。
とんかつはやはり分厚い。一口頬張ってみると、さっくりとした衣の中に、歯切れのいい豚肉が存在を誇示しています。なるほど、これを揚げるには時間がかかるはずですね。ジューシで旨みの詰まった肉質はさすがJAの直営、文句のつけようがありません。
相方は鹿児島黒豚ヒレカツ御膳(4枚160g・1,800円)を注文。このヒレカツは皿に載ってるカツの枚数で値段が変わります。少しいただいたのだが、こちらはあっさりだが、旨みは充分。実はこの相方、豚が苦手なんです。それでも上質のヒレカツならいけるそうで、実に美味しそうに食べてはりました。
この華蓮Jrのある建物は、大正14年に建設されて以来、永く県庁舎本館だった建物で、現在はその玄関部分を県政記念公園内に移設し、パネル展示や映像などを用いて紹介する展示室のある県政記念館として活用しています。歴史的な建物で、地元の名産をいただく…これは贅沢ですよ。
- 営業時間:10:00~17:00
- 定休日:月曜(祝日の場合は翌日)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます