花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~超希少!レッド・アポフィライト~

2015年10月05日 | 天然石標本
先週、東京国際秋のミネラルフェア初日に購入した
戦利品をご紹介していきたいと思います。
ちなみにイベントの方は昨日で無事終了したようです。

戦利品第一弾はものすごく珍しい
真っ赤な魚眼石(=アポフィライト)です。
以前、綺麗なピンク色の魚眼石と遭遇して
新種の鉱物なんですよ~と教えていただいたばかりだったので
本当にビックリしました!
お店の方の説明によると
つい最近鉱山で採れたばかりで
正式名称もないのだとか。
レッド・アポフィライトというのはあくまでも
お店の方が暫定的につけた名前らしく
今後、鉱物学者の方が正式な名称を
つけるのではないかとのお話でした。


『レッド・アポフィライト』

Maharashtra,India産
(マハラシュトラ州インド産)

ネット等による詳細は下記の通り


結晶内部に酸化した鉄分を含んだレッドアポフィライト。
あまり大きな産出はなく、全てがほぼ小ぶり。
アポフィライトの定番カラー
無色透明からグリーン、ピンクに対して
赤いタイプは新種。
日本でもまだ流通量が少なく、
採掘先のインド人からも「大変珍しい希少品」との評価。
鑑別の結果、水晶の上にアポフィライトが
かぶっているようだとのことから
透明感があってキラキラと輝いて見える。
結晶も細かいクラスタータイプ。
希少性からも今後人気が出そうな石として注目されている。
他にアウランガバード州のものも。


こちらがその石。






画面ではわかりずらいですが
キラキラ感が半端じゃないです!
一目惚れして即買いしました!!







裏面はこんな感じ。
可愛いチェリーレッドは
お菓子みたいで美味しそう~♪
このままパリンってかじりたくなります(笑)
このレッド・アポフィライトをゲットできたことが
今回一番の収穫でした!



続いて、こちらも同じお店で購入した
ピンク系のアポフィライト。






このアポフィライトも中々の美品。







真横から見るとこんな感じに。
ルーペで観察したところ
アポフィライト自体は無色透明で
中にサーモンピンクのインクルージョンが
入っているような…?







母岩付きでしたので裏面も。
こちらのアポフィライトも正式名称はないとのこと。
ここ数年、インドでは幾つもの新種の鉱物が
発見されているようですね~。
前回ご紹介したデュモルチェライト入りの水晶も
最近の鉱物ですし。
つくづく鉱物の世界はまだまだ未知数なんですね。

最後に薄紅色のピンクアポフィライトの記事はこちら
→2015年6月10日のブログ参照。


明日はゲーサイト(針鉄鋼)・イン・クォーツと
二色層の美しいアメトリンのタンブルをご紹介したいと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする