花にまつわる幾つもの話

子供時代の花にまつわる思い出や、他さまざまな興味のあることについて書いていきたいと思ってます。

天然石標本~スペクトロライト~

2019年06月14日 | 天然石標本
昨日に引き続き、本日は戦利品第二弾をお届けします。


最初にご紹介するのはこちら


オパライズドフローライト=オパール化したフローライト(蛍石)。
過去ブログでもご紹介したので
詳細についてはそちらをご参照下さい。
『2013.12.10』&『2017.6.8』参照




前回と同じお店で購入しました。
確かこちらでは全てご主人自ら手磨きしているとか。


小さい方がより一層オパール化がわかりやすいです。
大きい方は一部グリーンが混じっているのがお洒落。


二つ目はこちら

今回最大の目玉であり、お値段も久しぶりに高額でした(苦笑)。


『Spectrolite(和名:曹灰長石)』
 フィンランド・ユレマ産


書籍及びネット等の詳細は以下の通り

スペクトロライトはラブラドライトと同じ鉱物で、
特にフィンランドのユレマで産出される石のことを言う。
ラブラドライトに比べると比較的、石の地色が黒く、
虹色が鮮明に見えるのが特徴。
スペクトロライトの語源の由来は、
英語のスペクトルから来ていて、
スペクトルとはプリズムなどの分光器を通過させた時に
光の成分の波長によって虹のような色が出る現象言う。
まさにプリズムを通した光の虹色のような
はっきりとした色彩を持つ石。
正確には『アンデシン中性長石』に寄っている。

ちなみにラブラドライトの詳細については
過去ブログ『2010.12.2』をご参照下さい。





通常だとこんなに地味な石ですが
光の反射によって驚くほど美麗に変化します。




まるで北極のオーロラか流星群
はたまた神秘的な青い湖のよう




裏面はこんな感じに
こちらも風景画のようで
うっとりとしてしまいます。


実際にお店のご主人がフィンランドまで行って採取してきたそうです。
ラブラドライトと非常によく似ていますが
色の深みでは断然スペクトロライトの方が美しいです。
そして赤の色が混ざっているのは更に貴重だとか。
熱く語られてしまい、未入手だったこともあり
即お買い上げしたかったのですが
手持ちが足りなくて(汗)
久しぶりにATMに走りましたよ~

ここ数年、新宿ショーではあまり欲しい石が無かったので
今回も甘く見ていました。
予算控えにしたのが裏目に出ましたね(苦笑)。
よもやこれほど新規のお店が出展していようとは!
おかげで素敵な石と沢山出逢えてラッキーでしたけど

ここで予算オーバーとなり
買い止めとなりました(笑)。

出展している友人の話では
ビルのオーナーが変わったそうで
それを機に配置をシャッフルし、新規参入を増やしたのだとか。
来年が楽しみです。


次回はI先生から譲っていただいたクリソベリルの輪座双晶を
ご紹介したいと思います。

十年以上恋焦がれ探し続けた石
この石が手に入れば
コレクションをやめてもいい!と
思っていたほど
(いえ、実際にはやめないと思いますが・笑)

超絶美麗で端正な結晶の形を
ぜひとも楽しみにしていて下さいね!
コメント
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