5月12日に開催されました5月を代表するハーフマラソンの一つ、仙台国際ハーフマラソンエリートの部にピーターとウィリーが参加させて頂きました。
気温があがってくる時期とコースがきついことから例年63分台前後で優勝があらそわれていましたが、今年はMGCに出場する選手の調整レースとなっている感もあり例年以上にタイムと強さを持ち合わせた選手が多く出場致しました。
5位 ピーター選手
62分55秒 自己新記録 コモディイイダ新記録
37位 ウィリー選手
66分20秒 初ハーフマラソン
スタートから序盤ののぼりがあるにもかかわらずムティソ選手(NDソフト)が飛び出し、それを旭化成の村山謙太選手が追う展開。5㎞の先頭のムティソ選手は14分14秒というハイペース。少し遅れて村山選手が14分28秒、そのあとにピーター選手やウィリー選手が14分48秒前後の5人程度の集団で追いかけ、その後ろに15分前後の大集団がいるといった流れでした。MGC出場予定選手の内、11名が出場したこの時期としては非常に豪華なメンバーがそろった今大会。ケニア人選手は優勝したムティソ選手と当2名、そしてオンサリゴ選手(38位)の4選手。
10㎞をすぎ、徐々に単独2位を走る村山選手にピーター選手と佐藤選手(日清食品G)が近づき、12㎞過ぎで吸収。そこからピーター選手が引っ張る形で14分40秒前後のペースで3人の集団が16㎞すぎまで続く。
ピーター選手はケニア人選手ではありますが、今回が実質初ハーフ。相手は5000m・10000m・ハーフの全てで自身を上回る選手。なかなか入社後、練習の成果を出せないでいましたが、日本の故郷でもある仙台の地で果敢な走りをして、テレビでも仙台育英出身とたくさん紹介していただきました。まだまだ伸び盛りの19歳。スピードがある選手ではありませんが、暑さとロード・長い距離を苦にしないところは今後の活躍が楽しみになりました。
ラストは一回後ろからきたGMOの選手に離されましたが、意地で同タイムまで持ちみました。
ウィリー選手は10000m以上が未知の距離でしたが、本人の強い希望もあり出場しました。
10㎞過ぎからはかなりキツイ展開となり、後半はマメの影響もあり大きく順位を下げてしまいましたが、10㎞以上のロードレースはマメもできることがあることを学べた良い機会となりました。彼には今後スピードに磨きをかけていきたいと思います。
第29回仙台国際ハーフマラソンリザルト