80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

雑感・雑記 (4) 存在感

2015年06月01日 07時50分08秒 | 考える
辞を以て人を尽くさず。 (礼記・表記)
 言葉だけで人のすべてを判断してはいけない。
 口から出る言葉だけで、その人の人柄まで判断できるものではない。



そうは言っても、それ以前に、悲しいことに、私には人の心が読めない。
読んだと感じても、所詮は、こちらの思い込み以外の何物でもない。

何とかしよう、何とかなる。
そんなことを考えることが、そもそも思い上がりだ。  


たまたま、二人が同居している。
ただそれだけの話。

彼には彼の意見と好みがある。
私には私の意見と好みがある。

個性の尊重と言いつつ、
相手の関心がどこにあるか?
常に気にとどめつつ、自分の意見の権威づけをする。


人間関係をそつなくこなそうなどと言うのは
そもそも間違いなのかも知れない。     


「何でも良いよ、任せる。」という言葉に、
どの辺で納得するか?
どの辺で折り合いをつけるか?

当方は意地とプライドで、相手に応えようとする。
出来れば期待(?)に応えたい。  
しかし、どこに、何を期待しているのか
つまるところ、肝腎なところが、さっぱり分からない。


希望をちゃんと示してくれる相手の期待に応えること、
これもかなり困難な作業。
まして「何でも良い」期待に応えるのは
ほとんど不可能だ。   

無理は承知の上だ。
多分、どんな回答であっても、相手を
満足させることは出来ないだろうと思いつつ動く。


二人の意志のすれ違い。
こちらの読みの浅さにほかならない。
相手が語らなければ、察する以外にない。

しかし、察すると言ったところで、
何をどう、どこまで察すればいいというのか?

いくら察すると言ったところで
所詮、他人の腹の中。
皮一枚とはいっても外側からは何も見えない。


とは言え、相手にとっては、結果が総てだ。
結果が悪ければ何の意味がない。


どれだけ関係が深かろうが、所詮は他人以外の何物でもない。 

で、どうする?

・・・働かない私の存在感は・・・?
私の存在感を示したい!!