80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

私の人生は

2015年06月06日 22時15分45秒 | 考える
私の人生は、善くも悪しくも、私のオリジナルだ。

今思うに、それは確かなことだ。
過去、どんな環境、どんな状況にあったにせよ、
結果として、この道を選択したのは、私自身に他ならない。

成功だったのか、失敗だったのか?
いずれにせよ、環境、干渉を問わず、
現在ある私は、自分自身の選択の結果だ。

自分の生き方に積極的に手を加え得る。
これは個人として、一番誇れることではないだろうか。

失敗を怖れるのは、はみ出しを怖れるからだろう。
しかし、考えてみれば、もともとはみ出している男だ。
自分の行動には、自分で責任を持つしかない。

規格に収まる能力がなかったなどとは、所詮、引かれ者の小唄。

何とかせにゃいかんと思うなら、ぬるま湯から飛び出せ!!
   ・・・などと呟きつつ、結果、現状を選択した結果だ。 


今さら見栄を張っても意味がない。
お前は既に、何も持たないただの老いぼれに過ぎない。

惰性のタバコ・・・。
虚勢の酒・・・。
それでお茶を濁している。
 


他人の立場、他人の位置から、もう一度事態を反省してみると、
それはつまるところ、一種の自己満足、あるいは自己欺瞞に過ぎない。
この生ぬるさから抜け出せなかったのは、平凡志向だったと言えないか。

当たり前の顔をして、ごくごく当たり前のことをやっている。
それが私にはどうにも我慢が出来ない。
と言いつつ、自分を振り返ってみれば、ずっと同じ事をやっている。 

人生には過去も未来もない。
あるのは現在、この時間のみだ。

現状、やがて70に手の届こうという人間とは、とても言えない。
未だに生きる意味を模索中だとは、何とも笑えてくる話ではないか。


自分らしく生きる。
自分にとってメリットがあるときは妥協し、
そうでないときは自分らしい生き方をすればいい。
  ジェリー・ミンチントン 「うまくいっている人の考え方(発展編)」