80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

晩秋に、一人思うこと (2) 「人目が気になる」

2016年10月25日 16時48分37秒 | 考える
ふと思う。 
10/24(月) 今日は晩秋? それとも初冬?

唐突だが、
他人の目に映る自分の姿を想像すると、何か、ぞっとする。


自己愛ではない (と思う) が、私は 「映る自分」 が気になって仕方がない。

大昔、ブログに書いた事があるが、郵便受けの内側に映った自分の顔。
通りがかりの、お店のショーウィンドゥ、そこに移る自分の顔。
ハッとして見入ってしまう事がある。

別に、いい男だと思って見るわけじゃあない。
(いや、多少は、・・・大分、それもあるかな・・・・)
自分が人目にどう映って見えるのか?
それが、どうにも、気になってしまう。


言ってみれば、ある意味、 「対人恐怖症気味」 なのかもしれない。

会社にとって、というより、社会にとって、
現在の私は、単に 「ゲスト」 でしかない。
仕事中に、のこのこやって来るゲストは、どうにも厄介な存在だ。
はっきり言えば、「邪魔者」 でしかない。


せめて、魅力ある 「手土産」 でも持参せねば
ほとんど相手にされない。(・・・多分) 

仕事をしていた頃は夢中で、そんなことを考えたことはなかった。

しかし、この所、ずっと頭に引っかかっている。
私は、何か大切なものを、どこかに置き忘れてたのではないだろうか?

ベンチの前を通り過ぎていく人たちにとって、私はどんな存在なのか? 
目の前を遮る障害物、あるいは目の隅をかすめる影といったものか。

何か、それが何であれ、「役割」 を持っている人間って、本当に幸せだと思う。
仕事を離れて、初めてそう感じている。