ジオストーム

映画の情報は事前にいれないので単なるディザスタームービーだとばっか思ってましたが
確かにタイトル通りの地球規模でのディザスタームービーであり
宇宙ステーション映画であり
さらに国家規模での大統領を巻き込んでの陰謀映画であり
そのすべての根底に骨格として水と油の兄弟の確執と和解と父娘の親子愛のお話が・・・
ってことでアメリカ映画で今まで見てきた映画のシーンの数々が一本の映画としてよみがえったような映画

そうなんですよね見てて最初に思ったのですが"It is Just an American Movie"だと
もう映画としてのケレンのてんこ盛りでしょうが
ラストは「アルマゲドン」のように身を挺して・・・って言う感動だけは見事にはずされましたが、これはこれでありということで許しましょう

近未来地球は宇宙ステーションからの管理でダッチボーイと言う
気象管理衛星で全世界が管理されていたのですが
これを作った主人公はこの管理システムから実弟によって外されるところから始まります
しかし、3年後にダッチボーイをウィルス感染させて
世界各地で異常気象が起こり・・・
ダッチボーイの暴走を止めるために再び開発者の主人公が呼び出され
宇宙へ旅立つ・・・
なんと宇宙へ行くのにスペースシャトルですよ
何機も登場します
これは宇宙へ人を運ばなくなったアメリカへの作者からの批判なんでしょうか

地球規模でのディザスターってことから目を皿のようにしてオープニングから製作会社のロゴを見てましたが
この映画だけはチャイナマネーで作られてはいないようですねぇ
でもディザスターは香港で起きますけども

宇宙と地球と言うかアメリカで兄と弟が大活躍するわけで
アメリカ政府関係者と言うかそれも大統領が・・・ってことで
大統領をアンディ・ガルシアが演じており
そういうことですか、だからか弟が国務次官であり、その恋人がシークレットサービスな訳ね
ディザスター映画なのにカーチェイスの銃撃戦と言うか

宇宙ステーションでは爆破と言うか自爆秒読みとか
そこに一人残る主人公が・・・もう先にも書きましたが私は「アルマゲドン」だとおもいましたがな

シークレットサービスのお姉ちゃんが女優さんDDの琴線に触れましたが・・・
一応地上のヒロインになるんでしょうが強すぎなんですよね
宇宙ステーションでのヒロインは琴線に触れんかったなぁ
この差はなんだったんだろう・・・ま、いいか

ってことで娯楽映画ですから見ていて109分退屈する暇のない映画でしたねぇ

2017年製作、アメリカ映画
ディーン・デヴリン製作・脚本・監督作品
出演：ジェラルド・バトラー、ジム・スタージェス、アビー・コーニッシュ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ダニエル・ウー、エウヘニオ・デルベス、エド・ハリス、アンディ・ガルシア