前編はまぁ登場人物の紹介的は作品でしたが、
後編はきっちり闇金を使ったキャラたちのいわゆるノープランのその場その時の人生模様をしっかりと描いていきます
って言っても全編では劇団の主役を得て集金システムの入場券の販売ノルマの泥沼にハマり
闇金を使いかつ個人フーゾクとして真面目な会社員の会計係をたぶらかせて小銭と日銭を稼いでいても間に合わず
日常は闇金の利息も払えない入場券のノルマも全く果たせない
お色気でリーマンを会社の公金横領させて入場券ノルマは達成しても闇金の利息は払えない・・・・
何と後編ではもうひとりモルモットで稼ごうとしてる山中って言う人物を出してきて彼氏自身何とモルモットギャンブルで町の人から小銭稼ぎをしたことで大博打に出て破産して命を・・・
このモルモットエピソードって尺稼ぎだったのかな
話があちこちに動いてある意味集中にはいかなかったけど
闇金の非情さを描くためには必要なエピソードとも言えたかな
こんな二人の転落人生を描きつつ劇団の根本的な悪いシステムには触れずにそれに振り回されて自分を見失った末の借金返済と本物のフーゾクへの転落を見せてこの世界の非情さをきちりと絵がいてみせてくれてます
山田裕貴の時の闇金では市井の人への救いがチラホラあったのが
今作ではそこを省いて見せてるのもひとつの作品としてのでしょうね
まぁオチとして真洋に騙されたリーマンが会社資金への補填に闇金訪ねてきた友達拳銃の弾なんですね
024年製作、日本Vシネマ、「闇金ドッグスX」製作委員会作品
西海謙一郎監督作品
出演:佳久創、池田匡志、真洋、永野宗典、カトウシンスケ、佐藤五郎、石田隼、松永有紗、伊藤幸司、大島蓉子
西海謙一郎監督作品
出演:佳久創、池田匡志、真洋、永野宗典、カトウシンスケ、佐藤五郎、石田隼、松永有紗、伊藤幸司、大島蓉子
参考