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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

崖っぷちの熟女たち

2024-08-17 18:37:03 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの深夜枠で拾って置いた作品
一応TVOA用ですのでR -15版ではスターボードという会社からリリースする時に着いたのがこのタイトル
R−18版で劇場公開されたときに「四十路熟女 性処理はヒミツ」というタイトルで2015年に製作されてた作品

なんと白木優子さんのピンク映画初出(主)演作品でもありましたこの作品
芸達者な和田光沙さんと倖田季梨さんの援助を受けてのピンク初登場ですが
当時39歳の白木さん堂々の役者さんでしたねぇ
この後OP映画では主演作が目白押しなのも納得と言えるでしょうね

まぁそんな白木さんの年齢を生かして夫との結婚生活に満足していたヒロインでしたが
夫の突然の浮気から離婚してアラフォーのシングルガールに
浮気相手に羽月希さんなら仕方ないかっても彼女の出演はこの不倫の絡みシーンのみですしたが
同い年のいとこの和田光沙さんが色々この年代のセックスに関して色々とチャチャ入れてくる
この二人の会話で物語は進行していくものの演技達者な和田さんと白木さんとの絡みはまるで掛け合い漫才を見てるようでして
結構尺も使ってるんだけどピンクのエロチック沙っていうよりも和田さんの演技でつまらなさとか退屈さを味あうことないし
白木さんも初演技にしては和田さんのボケをしっかりと受けて流されておりました
初主演での和田さんとの絡みは彼女にとってかなり勉強になったんだと・・・

見終わって調べていたらどうやらこの作品に前編というべき009年製作の「いとこ白書 うづく淫乱熱」という作品のの、二十年後の続篇とのことで演じてる役者さんは違うものの登場人物の設定は完全に同じということで
従兄弟同士の先生に倖田季梨さん一応俯瞰っぽい入浴しんはあるものの倖田季梨さんはノンヌードとか言っていい作品
今作では癌で死期を迎える設定になっている

まぁアラフォー女史ですからあちらもまだまだということで仕事の相棒で若い男日本惚れられるっていうことでこの若い男に山本宗介さんが
小松公典と竹洞哲也コンビ作品ですから明るく楽しい作品となっておりましたが
見終わっても何も残らない作品

切り口の違う記事はコチラ

2015年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小松公典脚本、竹洞哲也監督作品
出演:白木優子、和田光沙、羽月希、倖田李梨、山本宗介、岡田智宏、岩谷健司、山村尚史、松崎真衣、村田海斗、広瀬寛巳
コメント
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2024-08-17 05:05:13 | 邦画
なんと二次使用のDVDの発売よりも三月も早く日本映画専門チャンネルではこの8月11日の日曜日を皮切りに今月はあらゆる日に北野武監督最新作の「首」がTVでOAされる
ってことで11日に一応録画しておいたものの録画視聴です
なんと尺が二時間半もある超大作だったのね
まぁ北野監督自身が原作を書き30年温めてきたものをようやっと映画化したっていう思いは画面の隅々から伝わってきますが
個人的にちょっと長かったかなって感じてしまった
 
一応北野版“本能寺の変”の顛末を描いた作品と言えるのかな
まぁ織田信長さんだけはコテコテの名古屋弁で終始押し通し後の人物は今もてはやされてるような格調と時代劇所作にのっとた映画に反発するかのように
っていうか豊臣秀吉が百姓だったってことへの格調や考証くそくらえっていうことで台詞回しは皆さん現代口調で押し通して見せる北野映画ここにありって感じだったが
言葉でひとつ言わせてもらうならもうオープニング早々“役不足”を誤用のまま使われていたのには・・・
北野武でもちゃんと本意知らずに“力不足”の意味で“役不足”を使われてしまっていたのはなんとも
 
先に書いたように“本能寺の変”を描いてる作品として一番は本能寺の変がクライマックスになるように散々焦らしてようやっと
っていうとこでなんと本能寺の変のシーンのあっけなさは北野監督の意図だったんだろうねぇ
あっけなさの他にこっちもお口あんぐりでしかなかった信長の死ではありましたが
こういう手玉に取られる観客っていうのもある意味いいもんだと思いますよ
やっぱ北野監督は只者ではない
信長を取り巻く家来衆の表の顔と裏の顔をしっかりと見せるし家来がこうなら主人の信長もそれのまた上をいく二枚舌というか二枚いや三、四枚の鉄面皮をみせつつけて
主人が主人だと家来も家来っていう構図の見事さ
みんな裏では相手だけでなく主人さえ屁とも思ってない
 
こういう世界観で己と愛する者への忠実に生きたのが明智光秀だったのかもしれない
彼以外はみんな天下欲しさに裏切りに裏切りを重ねていくわけで
豊臣秀吉は天下欲しさに徳川家康に土下座までして天下を一度でいいから俺にくれって頼みにいく始末
こんな裏のありそうでなさそうでの各武将の表と裏のエピソードを描いていくから二時間半の長尺になるのも仕方ないものの
タイトルが首だけにいや首斬りのシーンというか飛んだ首の数の多さにはびっくりさせられるもの
首検分する秀吉が肝心の光秀の首を誰かわからんと蹴っとばして
俺は光秀の死の証が欲しいだけだっていう終わらせ方もタイトルと鑑み合わせて実に秀逸な終わらせかであったとも言えるかな
 
映画が見世物であることを十二分に承知して作り上げているので先ほどから長い長いって書いてる割には
映画として退屈せずに長時間見てられる作品
 
77歳にして全く老いを感じさせない北野武監督。生きてる限り映画は撮って欲しいものである
 
2023年製作、日本映画、KADOKAWA作品、東宝配給
北野武原作・脚本・監督作品
出演:ビートたけし、西島秀俊、加瀬亮、浅野忠信、大森南朋、中村獅童、小林薫、岸部一徳、遠藤憲一、勝村政信、寺島進、木村祐一、桐谷健太、矢島健一、堀部圭亮、仁科貴、六平直政、荒川良々、大竹まこと、寛一郎、津田寛治、柴田理恵、劇団ひとり、ホーキング青山、アマレス兄弟
コメント (2)
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