人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

日本映画を積極的に見ていこうと言う企画で視聴した作品ではあるのですが

この作品乃木坂卒業の女の子が主演してるってことも影響してるのか

なんとレンタル店に入荷されてないようでして

そう言う意味でも見たくなって無理してセル購入したものの

なんとアイドル映画っていうのじゃないけども原作者が元アイドルでその原作者の実話をノベライズしたものを坪田文が脚色して、穐山茉由がメガフォンを取り乃木坂元アイドルが主演すると言う

ある意味女性映画であったのも事実

 

まぁアイドル卒業してそのまんま第二の人生も日の当たる職業について進み始めたら

精神的に追い詰められたヒロインが心を病んだんでしょうか

人としてこれから生きていくなんと言うんだろう目標というか、自分の人生の道を見失ってしまったアラサーのを女の子が

クズ男との恋愛にも気づき自分が今何をすべきか

何をしたいのか、なんのために生きてるのか、そんな人としての最低基本を見失った挙句に

金も底をついて自堕落な生き方をしてるのをみかねた友人が

 

シェア相手の同居人を探してるっていう56歳のおっさんの家を紹介して

人生を見失ったヒロインと奇妙な同居生活を通して自分を再生していくお話だったのね

アラサーとはいえ人生を見失ったヒロインと56歳の男が一つ屋根の下で暮らすちゅうたら、

私がここのブログの夜の部に記事にしてる作品群だったら

自己再生はセックスによってっていうような流れのお話が常套手段なわけですが

この作品実は実話らしくて(相変わらずのオヤジギャグ・・・汗)

 

こっちが思うようなエロっぽいこともなんも起こらない

劇中でも56歳のおっさんをヒロインは“使い古したバスタオルのようで落ち着く”って言ってるし

56歳のおっさんはヒロインのことを“遠い親戚のお嬢さんを預かった感じ”って言ってて

こっちが思うようなゲスい方向にはお話が進まない

これってほんま実話かいなってゆうような夢物語見たいなお話が延々と二時間弱続くだけ

 

まぁ先が見えなくなったヒロインの人生放棄っていうか人間失格みたいなイライラっていう心理はある程度こっちにも伝わってくるのですが

いまいちヒロインが転機を迎える心理が見えずに急になんか再生できてチャチャって終わってしまったって気もしないでもないのですが・・・

 

まぁこう言った映画を見て同じ悩みを抱えてる人たちへの一助になるという作品だったのかもしれませんが

ただただダラダラと生きてきた自分にとってみれば本人にとってはキツいことなのかもしれませんがこういう悩みを持てるってある意味幸せなことかも

人は生きていくのが辛くてもしがらみから逃れたれずに毎日あくせくと働いてるわけですし・・・

 

井浦新さんは本当にどんな役でもこなせるお方なんですね

これほどの人畜無害な人間をさらりって演じて見せれるのって・・・
逆な人物像もできる人だし・・・

 

2023年製作、日本映画、映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会作品(幹事会社KDDI)

穐山茉由監督作品

出演：深川麻衣、井浦新、松浦りょう、柳ゆり菜、猪塚健太、三宅亮輔、森高愛、河井青葉、柳憂怜