いつ録画しといたのかもわからない
タイトルからしてなんとなく高倉健さんの映画だと思い込んでプレイヤーにかけたら、なんと鶴田浩二さんの映画だったし一番驚いたのはカラー作品だったこと
まぁこっちの思い込みが東映映画でタイトルと製作年の61年というようなことからの想像がことごとく外れた
さらに鶴田浩二が二役だったし何せ女優陣が佐久間良子、久保菜穂子、ペギー葉山、八代万智子と一本の映画にしては実に豪華
さらに悪党に丹波哲郎、神田隆、安部徹と三枚もしろってる中に伊藤雄之助まで
そして助演になんと渥美清さんまで
なんかお正月かお盆映画かと勘違いしそうだけれど
どうやらGWの2週目作品だったようですね
先に書いたけど鶴田御大が二役のある意味ギャング映画と言ってもいいのかな
61ねんと言うと東映娯楽時代劇が衰退して興行的にヒット映画を模索して集団時代劇やギャング映画を作りつづけていた時代
この2年後に「人生劇場 飛車角」という任侠映画の金脈を掘り当てるまでの忍耐時代野一本だったわけで
なんと原作は川内康範先生、さらに脚本まで川内先生が・・・
まぁ映画としての出来が俳優陣が豪華すぎるわりにはあまり良くない
まぁ後半のクライマックスに向けて二役
そう鶴田御大が演じてる二人とは一人とは拳銃の名手のギャング、もう一人は堅気で無類のギャンブル好きな男でカレの夢はギャンブルで稼いで孤児院を建てること
そんな二人が瓜二つってことで入れ替わりを演じるとこがミソだったのね
拳銃戦はさほど見せ場としてはどうちゅうこともありませんが
これによって被弾して死ぬのはギャングの方の男っていうお決まりの結末を迎えるわけで
新味もなんもない映画、よくまぁこういった作品で何年も金脈見つけるまで東映って言う屋台骨は揺るがなかったんですね
娯楽時代劇で余力は十二分に備わっていたとも言えるのかな
1961年製作、日本映画、東映作品
川内康範原作・脚本、佐伯清監督作品
出演:鶴田浩二、佐久間良子、ペギー葉山、久保菜穂子、安部徹、飯島与志夫、花澤徳衛、長谷部健、神田隆、永島明、織田政雄、八代万智子、山茶花究、藤井薫子、沢彰謙、北山達也、久保一、浜田潤、伊藤慶子、小笠原慶子、安藤三男、南川直、片岡昭子、伊藤雄之助、丹波哲郎
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