上の娘が寮生活を送っていた昨年1年間。
毎日スカイプで本人から報告は受けていたものの、
私の目の届ききらなかった知られざる1年間。
これまでもわりといろいろ伝説を作るタイプの子であったけど、
そのことについては深く聞いたことはなかった。
だけど、一昨日の「ヴァイオリンと一緒に寝てしまった事件」をきっかけに、
いまさらながらちょっと聞いてみた。
そしたら、うん、やっぱりあったよね。
昨年のある夜、夕食を終え、入浴も済ませ、
9時頃から寮の地下にある練習室で1人黙々と練習をしていた娘。
一方、その頃、娘の部屋では、他の部屋の子も遊びに来ていて、
同部屋の子と共におしゃべりに花を咲かせていた。
こう書くと、娘がまるで練習熱心な真面目な子のようですけど、
そうではなく、寮の先輩たちとの夜毎のおしゃべりが楽しすぎて、
ついつい引き込まれて練習不足に陥りがちな日々に焦りを感じ、
後ろ髪を引かれながらもなんとか振り切って練習室に立ち向かった
数少ない娘のある日の夜の出来事です。
午後11時になると、共有施設はすべて消灯となります。
その時間を過ぎても部屋に戻って来ない娘。
おしゃべりに夢中になっていた子達もさすがに気付き、
心配になり、迎えに行くことに。
懐中電灯を手に、真っ暗な廊下、真っ暗な階段を進み、真っ暗な地下へ。
ずらり30部屋ほど並んでいるこれまた真っ暗な練習室を
一つ一つ懐中電灯で照らしながら覗いていきました。
まるで肝試し。
あの古い施設を思い浮かべると、話を聞くだけでもちょっと怖い。
真っ暗な地下室。
この時点でもう、娘がどのような状況に陥っているかは、
考えるまでもありませんが、
もしかして事件的なことに巻き込まれているかもしれない・・
という可能性もゼロではないw
恐る恐る進んでいき、ようやく懐中電灯の光の先に浮かぶ人の姿を発見。
「あ!○○ちゃん、いた!」
何度も揺すられて、ようやく頭を上げた娘はやっぱりぐっすり眠っていたのでした。
椅子に座って、ピアノに突っ伏して。
そうか、ベッドじゃなくても良かったんだね。
眠くなったら、とにかく寝るのね。
お友達、真っ暗な中、勇気を持って迎えに来てくれてありがとう。
もしも、自力で目覚めてしまったとしたら、
真っ暗な地下室で自分の置かれた状況をしばらく理解できず、
ようやく覚醒した時には相当な恐怖感に襲われたんじゃないかな?
昨日初めて聞いた話。
やっぱりやっていたか。
まあ、普段を考えれば、このくらいのことは不思議じゃないか。
前日の夏野菜&ひき肉カレーの残りで、
ひとりおうちお昼ごはん
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