クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

調律してもらいました

2016-01-21 | 下の娘ごと

「ピアノの音が狂ってきたー」

と下の娘が言うので、先日、調律をお願いしました。

電話で予約をした時に、「担当の者が代わりました。」と言われたのですが、

最短で来てくださった調律師さんは確かに初めての方でした。

頂いた名刺には、課長とありました。

前の担当の方は、体調を崩してしまい、

車を運転して訪問することが難しくなってしまったとのこと。

今は、社内のピアノの調律をしたり、事務的な仕事をされているそうです。

細身でしたが、声も大きく元気な方だったのでびっくりしました。

いつもより少し早めに調律をお願いしたので、

「何か不具合がありましたか?」と聞かれましたが、

特に大きな問題はなかったので、音程が狂ってきたということだけ伝えました。

調律師さんだから当然なのでしょうが、

「この辺のオクターブがかなり音程下がっちゃってますね。」

と、まさにドンピシャな指摘。

その辺りのオクターブをジャン!ジャン!ジャン!と強く叩いているので、

どうしても早くに音が狂ってしまうのでしょうね。

調律師さんって、きっと、そのピアノの持ち主がどんなレベルなのか、

どんな曲を弾いているのか推測できてしまうのでしょうね。

2時間程経ったところで、

「調律の方は一応終わったのですが、もう少しお時間頂いてもよろしいでしょうか?」

と、調律師さん。

「どうしても気になる音が一つありまして・・・」

なんだろう?

「この音なんですけど、この音だけ変に響いているのわかります?」

ポーン、ポーンと何度か聴かせくださいましたが、確かに変に残響している。

「こういう場合、いくつか原因がありまして、考えられる限り試してみたのですが、

 どれも当てはまりませんで・・・」

と、いくつか例を挙げて説明してくださいました。

「もう少し考えたいので、あと少しお時間すみません。」

結局、その一音のためにさらに20分程かけた結果、原因が解明できたそうで、

微調整して正しく音が鳴るようになりました。

良かった、良かった。

お仕事に真摯に向かい合っている姿を見るのは良いものです。

前の調律師さんは調律が済むと、試し弾きをして、それがかなりお上手だったのですが、

今回の方は試し弾きなし。

調律師さんて、必ずピアノ弾けますよね?

しかもかなり上級者のイメージがありますが、どうなんだろう?

下の娘が帰って来て、早速弾いてみたところ、前日と明らかに音が変わりました。

かなり音が大きくなって、響いています。

こんなに違いを感じたのは初めてです。

前の調律師さんも、このピアノは良い材料を使っていてとても質が高いと

言ってくれていましたが、下の娘が毎日数時間弾くことで、

どんどん音が鳴るようになって来ています。

音程が正されたことで、ピアノ自体がまた進化したような感じがします。

しかし・・・

ご近所から苦情が来ないか心配です


しばらく下の娘の話題から遠ざかっていましたが、

お正月終了と同時に、戦闘モードに入っています。

いよいよ近づいてきました


下の娘と私の本日のおやつ。



温かい今川焼の上に、スーパーカップのミニサイズをカパッとのせて、

バナナを添えました。

もちろん一皿ずつね。

カロリー取り過ぎ

ちなみに、写真は下の娘が撮りました。



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