クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

将来どうしたい?

2016-01-26 | 上の娘ごと

昨日もK先生のレッスンがあった上の娘ですが、

前回のレッスンで、K先生からこんな質問があったそうです。

「○○○は、将来どうしたいの? ちゃんと考えてる?」

いきなり直球が来ました。

おそらく、成人の日の様子と抱負をアップした娘のFBをご覧になって、

娘の立ち位置や年齢を実感されたのではないかなと思います。

FBの方には、お祝いのコメントをくださいました。

大学2年生のこの時点で、先生の方からこのような質問をしてくださるのは、

とても親切でありがたいことだと思います。

もちろん、考えています。

考えさせています。

音大卒業後がどんなに厳しいか、音楽を職業とすることがどれだけ狭き門か。

このことは、音大付属高校に編入を決めた時にも、音大に入学を決めた時にも、

折に触れてよく言い聞かせてきたこと。

高校生の頃は、「ふーん、そうなんだー」くらいにしか思っていなかったかもしれませんが、

大学2年生の今はもう実感として、ひしひしと身に迫るものを感じていると思います。

20歳の誕生日を迎えた時にも、将来のことについて話し合いました。

成人の日を迎えた時も、もちろん話し合いました。

娘の進みたい方向は、今現在すでに明確です。

将来の希望は?と聞かれたら、即答できます。

ただ、それはあくまで希望。

はるか遠いところに見える小さな門。

そこに果たして辿り着き、扉を開くことができる日は来るのか来ないのか。

はっきり言って、ものすごく低い確率。

実力がほとんどすべて、あとは少しの運と縁の世界です。

K先生の質問に、娘は正直に答えました。

その答えにK先生がどんな反応をされるのか、怖かっただろうと思います。

でも、K先生は驚くでもなく、笑うでもなく、軽くあしらうでもなく、

真面目に答えてくださいました。

「そうか、それなら、すぐに○○○○○○○○○○を始めないと。
 
 毎回レッスンに持ってきなさい。」

ちなみに○の文字数は正確ですw

改めて、良い先生だなと思いました。

実のところ、無理と思われたかもしれませんが、まだそうはおっしゃらない。

娘の場合、まだ伸び代があると考えてくださっていると思います。

さらに、こうもおっしゃったそうです。

「○○○は結婚したいの?」

その職業に就くと、「なかなか結婚できないよ。」



冬、暖かい部屋で食べるアイスは格別。





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