クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

現状維持

2017-04-12 | 上の娘ごと

先日、授業オーケストラのプルト表(席順)が発表になりました。

Sオーケストラ、Aオーケストラ、Bオーケストラ、一斉に貼り出されました。

専攻によって違いますが、ヴァイオリンに限って言うと、4年生全員と3年生の約半数が

Sオーケストラのメンバーです。

プルト表は、如実に成績が反映されてしまうので、学生たちの反応も悲喜こもごもです。

これに先立って、新年度初日に、昨年度の成績表が手渡されました。

そこに、実技試験の点数も出ているので、だいたいの立ち位置はわかります。

実技試験においては、1点上がることがとても難しいのです。

たった1点と思うかもしれませんが、本当に難しい。

成績表には1の位までしか載っていませんが、実は小数点単位で採点されています。

今回、娘は、もしかして1点上がっているかもと、淡い期待を抱いていました。

娘がそう思うのは、そう思うなりに根拠や自信があったと思うのですが、

残念ながら、昨年度と同じ点数でした。

かなり、がっかりしていました。

私も、もしかしたら・・・と思っていたので、やはりがっかりしました。

でも、娘と話していくうちに、その結果は当然のこと、と納得しました。

実技試験の時の演奏は、「ガチガチに緊張して、何ヶ所か音程が微妙になってしまった。

でも、まあまあの出来だったと思う。」 というのが本人の感想でした。

翌日の、ユースオーケストラのオーディションでの演奏では、「雰囲気が良かったから、

のびのびと弾けた! 今までの本番で一番上手く弾けたと思う。」 というものでした。

比べてみれば、結果は明らかです。

実技試験の方は、つまり思っていたほど良い出来ではなかったのです。

娘のプルトは、1st ヴァイオリン、2プルトの表でした。

1st の1プル表、つまりコンサートマスターは、今回コンサートミストレスです。

室内楽授業で、娘と一緒にカルテットを組んでいる学生です。

やっぱり優秀だな

1st ・ 2nd 共、2プルトまでは、娘を含めて、いつも同じ顔ぶれ。

このあたりの学生は、いつもほぼ同じ点数で安定しているのかしら。

それはそれですごいけど。




桜餅。

  


可愛らしい桜色の、春を最も感じられる和菓子。



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