クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

日本公演 その3

2017-08-07 | 上の娘ごと

シベリウスの協奏曲を弾き終えると、サラ・チャンは指揮者と満面の笑みでハグ。

ふむふむ、良い光景です。

この日の演奏で、2人の間のわだかまりが解消されたことを期待しましょう。

この先、長いですから。

べートーヴェン交響曲7番は、「のだめカンタービレ」 のテーマ曲にもなりましたし、

たいていの人が聴き馴染みのある曲ですね。

特に第4楽章が好きな私、この演奏会前に20回は聴いたと思います

名演奏とされるものをそれだけ聴いても、引けを取らないほど、立派な演奏だったように思います。


例年、このユースオーケストラの最後の公演地は東京なのだそうです。

台湾でのリハーサルキャンプから始まり、アジア各地で20回にも及ぶ公演を重ね、ここ東京で

有終の美を飾って来たわけなのですが、今年は逆にここ東京が出発の地となります。

初のアメリカ・ヨーロッパツアーに挑戦するからです。

そのため、アンコール曲も例年と違いました。

毎年、エルガーの 「エニグマ変奏曲よりニムロッド」 を演奏して、別れを惜しんでいたのですが、

今年は、ロッシーニの 「ウイリアムテル序曲よりスイス軍の行進」 を演奏。

勇ましい曲調は、若者が未知の世界に挑むに相応しい曲だと思います。

「ニムロッド」 は、今年の最終地ベルギーで弾くことになるそうです。

最後に、このユースオーケストラの創設者の一人 (もう一人は、かの有名ヴァイオリニスト、

メニューイン)であり、総音楽監督でもあり、この日の指揮者でもあるP氏があいさつ。

メンバー全員を、国籍ごとに紹介していきました。

日本は最後に。

16人の日本人は、東京の地でひと際大きな拍手と歓声を頂いていました。


日本滞在をあっという間に終え、翌朝にはサンフランシスコに向け出発しました。

16時間の時差がありますが、現地時間夕方無事到着。

早速ホテル周辺をお散歩。

サンフランシスコは、かつて憧れの駐在都市3S の1つと言われていたけれど、今もそうかな。

このケーブルカーも、まさにサンフランシスコのイメージ。


       
     


      



      



      



      



      



真っ青な空、天気が良くていいなー

気温は15度くらい、肌寒いそうです。

そこまで涼しいとは思わなかったメンバーたち、こぞってパーカーを買い求めたそうです。

娘も、胸に思い切り 「SAN FRANCISCO」 と書かれたパーカーを購入していました。

日本で 「東京」と書かれたパーカーを着ているようなものですよね。



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