クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業実技試験 その2

2017-12-27 | 上の娘ごと

試験直前は比較的調子が良かったようでした。

爪の負傷は別として。

いつも本番の1週間前になると、本番を仮定し、

私の前でやり直しなしの一発勝負の通しをしま

す。

1週間毎日やります。

これを今回もやったわけですが、初日は感動して

涙してしまいました。

あの難曲をよくここまで仕上げて来たな・・・

と。

いえ、もちろんそこまで大した出来ではないので

す。

あくまで娘基準。

彼女の中でどれだけ頑張り、結果どれだけ上達し

たかということ。

間違いなく、確実に一皮剥けていたので、とても

嬉しかったのです。

試験当日の朝も、好調をキープしていました。

逆に、渾身の演奏だったので、ちょっと本気出し

過ぎなのでは? ここで使い果たしたらダメじゃ

ん! と話したくらいでした。

迎えた本番。

実は私はなかなか娘の演奏に入り込めませんでし

た。

というのも、いつになく心配で心配で、緊張し続

けていました。

大切な出だし、失敗しませんように!

この苦手な箇所、クリアできますように!

この速いパッセージ、指がもつれませんように!

暗譜が飛びませんように!

音楽が止まりませんように。

音程外しませんように!

そんな事ばかり考えていました。

そんな中でも、1つはっきりと気付いたことがあ

りました。

それはとても重要なことでした。







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