クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

松本にて

2019-09-14 | 日記

夏の音楽塾の全スケジュール終了に合わせて、下

の娘と私はほぼ弾丸で松本に一泊旅行に行って来

ました。

午前9時新宿発あずさ7号で出発、約2時間半で松

本に到着しました。

改札を出てまず驚いたこと。

「SEIJI OZAWA MATSUMOTO FESTIVAL」

の青地に金文字の大きな横断幕!

そして、駅周辺、駅前大通りはもちろんのこと、

道路という道路に青い垂れ幕がずらーっとどこま

でも続いていたこと。













今年で28回目。

28年もの間、毎年この地で開催され続けている夏

の大きな音楽祭。

街をあげての一大イベントなんだなぁと改めて思

いました。

また、街じゅうの商店の入口には、OMFのロゴの

入ったミニミニTシャツも飾られていました。

一致団結しているなぁとびっくり。

このミニミニTシャツです。



これは塾生全員に渡されたもので、下の娘が持つ

とこんな感じ。













夏の音楽塾 その6

2019-09-13 | 上の娘ごと

今回の音楽塾もそうですが、オーディションで選

抜された人のみが参加できるような場には、友人

はもちろん知り合いさえもいないことがほとんど

です。

今回も出発前に、「誰か知ってる人いるかなぁ」

「知り合いゼロかもしれないなぁ」と心配そうに

していたのですが、行ってみると、同じ音大出身

の先輩が2人参加していたそうです。

だからと言って、その方達と特に行動を共にした

わけではなく、あっという間に同い年辺りの数人

と仲良くなり、食事や移動、自由時間等一緒に楽

しく過ごしたそうです。

結局いつもそのパターンです。


以下、仲良しメンバーと現地で食べたものを一

部。

飲食代も支給されるので、好きなものを自由に食

べられたそうです。


「カフェレスト ガレージ」にて、ローストビーフ

丼。





「狼煙」のとんこつラーメン。





「みよ田」の蕎麦。





「楽座」の蕎麦。





馬肉料理の専門店「新三よし」にて。

















軽く一杯。





打ち上げ。





























夏の音楽塾 その5

2019-09-10 | 上の娘ごと

音楽塾のリハーサル会場には、毎日必ず、小澤先

生の楽屋が用意されていたそうなのですが、今回

ついに一度も使われることはありませんでした。





先生方もスタッフの方々もそのことについて一

切触れることはなく、塾生の間では心配する声も

出ていたのですが、9月7日、OMF最終公演の日、

サイトウ・キネン・オーケストラのゲネプロに小

元気なお姿で登場されたそうです。

一安心ですね。

良かったです。


春の音楽塾では、演目のオペラ「カルメン」に因

んで、フラメンコを踊るカルメンをプリントした

黒のTシャツが塾生に配布されましたが、夏の音

楽塾では、背面にOMFのロゴが入ったネイビーの

ポロシャツが配布されました。




他に、OMF 2019 のパンフレット。




OMF 2018 のレポート。











夏の音楽塾 その4

2019-09-06 | 上の娘ごと

食事会では、音高時代のY先生の逸話を親友のお

二人がいろいろ聞かせてくださったそうなのです

が、そのエピソードが流石すぎて、やっぱり天才

は違うなぁと改めて思いました。

その中から2つ紹介したいと思います。

音高1年の時、Y先生が突然、「ちょっと学生音コ

ン受けて来る」と言って、学校を休んだそうで

す。

学生音コンとは、全日本学生音楽コンクール全国

大会のことで、国内で最も権威があり、最難関の

学生音楽コンクールです。

それまで、Y先生が学校でヴァイオリンを練習して

いる姿を一度も見たことがなかったお二人は、い

ったい何を言い出すんだ?と思ったそうなのです

が、Y先生は全国第1位を獲得して帰ってきたそう

です。


Y先生は音高に入るまで一度もピアノに触ったこと

がなく、音高に入って最初のピアノのクラス分け

テストでは、「ラ」の音をポーンと一音出しただ

けですぐに席を立ったそうです。

結果は当然一番下のクラス。

しかしその後、ヴァイオリンは決して人前で弾か

ないY先生が、ピアノは毎日練習するようになり、

みるみる上達、短期間でピアノ科並みに弾けるよ

うになり、ついにはヴァイオリン科の学生のコン

チェルトの伴奏まで引き受けるようになったそう

です。



Y先生は学生を写真に撮るのがお好き。

しかも撮った写真はまめにきちんと送ってくださ

います。

その中の一枚。



チェロの先生が塾生3人の写真を撮っている様子

をその後方からY先生が撮ったもの。

ちなみに料理のお写真も全てY先生の撮影です。








夏の音楽塾 その3

2019-09-05 | 上の娘ごと

お約束通り、Y先生からお誘いの連絡がありまし

た。

サイトウ・キネン・オーケストラには、Y先生の音

高時代からの親友お二人も毎年参加されているそ

うで、そのお二人とさらにそのお弟子さんとご一

緒の、6人での賑やかな夕食会となりました。

つまり、サイトウ・キネン・オーケストラの3人の

先生と、音楽塾の3人の塾生の計6人です。

娘だけが女子でした。

場所は先生方が行きつけのイタリア料理のお店。

毎夏、松本に来ると必ず訪れるお店だそうです。

店内には、サイトウ・キネン・オーケストラの先

生方や指揮者、ソリストのサインが飾られている

そう。


























先生方はお酒がお好き。

























先生方3人は15歳の時に出会って、現在に至るま

でずっと親友関係なのだそうです。

音高で出会い、それぞれの専門であるヴァイオリ

ンやチェロを同じ環境で学び、切磋琢磨し、卒業

後も音楽を生業とし、それぞれの場所で活躍し、

年に一度こうして同じ目的を持って松本に集う。

とても素敵な関係ですね。

スタッフさんも心得ていて、毎年御三方は同じホ

テルの隣り合った部屋にしてくれるそうですよ。