右往左往

　今日は代休を取って山に行きました。ほぼ1ヶ月ぶりだったからいつになくお天気に執着。昨夜の予報はそれほど悪くなかったのに・・・なんだか星が見えないぞ？視界がモノトーンだぞ？ちょっとおどういうことよ～。
　もう少し行ったら雲が切れるかも、と未練がましく北上するうちに午前6時前、飯田に到着。当初の予定では運転＆標高をバスでズルして南アルプス仙丈ケ岳の予定だったがちっとも晴れる気配がない。今から高速に乗れば北アルプスでも十分日帰りできるよなあと迷いつつも広域農道をだらだら北上。そろそろ右に曲がらなきゃというところでふと左手を見ると雲の切れ間が！青空が！ああ、なんということだ！やはり北にすべきだったのか・・・。この時点で7時。時間をすばやく計算する。予定通り仙丈ケ岳へ行くとしても、バスの始発が8時5分（平日だからね）、登山開始は9時前。これから急いで高速に乗って飛ばせば燕岳ならやっぱり9時には到着できる。え～い、行っちゃえ！目指せ青空！ということで高速に乗る。幸いまだETCの通勤割引時間帯。北上するほどに青空の面積が広がっていく。しめしめ、と思っていると再び前方に暗雲が・・・。なぜか安曇野市上空はモノトーン。しかも南アルプスよりも雲の色が暗いんですけど。
　半ばヤケ気味に林道を上がっていくと、おお！前方に青空が！思わずガッツポーズしいそいそと入山。しか～し、三度視界に白い影・・・。あっという間にガスに包まれ、登山道は夕方のように暗くなる。こうなれば意地である。雨が降ってきたら引き返すことにしてもくもくと歩く。視界も利かなくていい加減うんざり（ぐったり）した頃、燕山荘に到着。稜線の向こう側を見ると・・・そこには見慣れた風景が。槍だあ！な～んと、上高地側は晴れているのでした。よくあることなんだけどここまで極端なのははじめてかも。紅葉は全然まだでしたが（なんとなくこのままくすんで終わりそうな予感・・・）青空を見たことで溜飲を下げました。ああヨカッタ。
　いつもは豊科でくりあんソフトと野沢菜おやきを食べて帰るのですが、下山中から突如始まったくしゃみとハナミズのおかげで何を食べても味が分からず素通りしてしました。お腹すいてるのに、何食べても不味い～また風邪か？それともアレルギー？耳もリンパ腺もおかしいのでやっぱり風邪かなあ。うう。寝ようにも鼻がつまって眠れない。誰か鼻取り替えてください。