8月23日(月) 扇沢周回の記録
5:12 扇沢無料P発
8:29 針ノ木峠
9:13 針ノ木岳
9:33 針ノ木岳発
10:02 スバリ岳
11:09 赤沢岳
11:43 鳴沢岳
12:08 新越山荘着
12:22 新越山荘発
12:56 岩小屋沢岳
13:53 種池山荘着
14:00 種池山荘発
15:40 爺ヶ岳登山口着
15:52 扇沢無料P着
日曜日の午後、絵の教室の仲間と別れてから、天気予報をチェック。悪くなさそうなので、扇沢に向かいます。針ノ木雪渓を登って涼しく登山しよう、という魂胆。買い物とお風呂をすませて、扇沢無料Pに駐車します。
これまで日帰りで針ノ木に登るときは、隣の蓮華岳に寄るくらいで往路をそのまま下りていました(随分前に1泊で爺まで行ったことはある)。が、知人から「日帰りで扇沢を周回できるよ」と聞いていたのでお天気(雷怖いし)と体調が良ければチャレンジしてみることにしました。
しかしやはり朝は苦手な私、前夜は早く寝たにも関わらず明るくなるまで起きることができず、結局出発が5時過ぎ。周回は無理かなあと思いつつも決定は針ノ木山頂ということで、あまり飛ばさないように歩きます。
大平小屋を通過して雪渓の末端へ。昨年9月末に来たときにはほとんど雪が無く、高巻道で歩きにくかったのですが、今年はしっかり雪があります。傾斜は大してきつくないですが、朝早いと軽アイゼンなしではちょっと大変でしょう。ここでさくさく登って時間を短縮。あっという間に峠に到着です。
花や景色を楽しみながら、まず針ノ木山頂へ。槍はもちろん、目の前にかっこいい立山と劔岳。針ノ木にはこの眺めがあるのでつい登ってしまいます。
針の木到着が9時過ぎでしたし雲の沸き方が鈍いようだったので、周回コースへ行くことにしました。まずは針ノ木からのガレ場を慎重に下ります。月曜日ですが、そこそこ登山者とすれ違います。以前に歩いたのは10年近くも前なので(汗)、登山道の記憶はあまりありません。おかげで初めて歩く道のように楽しめました(笑)。
立山側はずっと晴れているのですが、扇沢側はお昼近くになると随分ガスが沸いてきました。行く先の頂はその後見え隠れを繰り返していましたが時折扇沢も見えたし、新越山荘や種池山荘はずっと見えていたので安心できました。なにより劔岳が見えているのがうれしいですねぇ。やっぱりかっこよくて特別な山だと思います。一度しか登っていなくて申し訳ないんですけど。
新越山荘でちょうどお昼。あとは種池までは樹林帯になるし大したことないよな~と思っていたら、すれ違った山岳ガイドさんに「熊の母子がウロウロしているから気をつけて。ちょっと前の先行者と一緒に行けば?」とアドバイスいただきました。熊・・・。これだけ山に登っていても一度も目撃したことはありません。相手(熊)には絶対目撃されていると思うのですけど。子連れだと神経質になっているので出会い頭だとちょっとやっかいですよね。それでもそう気にせずにさくさく歩いたらあっという間に先行者に追いついてしまいました。しかもガイド氏の話では「若いお兄ちゃん」だったのに「昔青年」だった・・・。話がちが~う!(何を期待していたのだ???)と思いつつも、昔青年のペースでは遅くなってしまうので(何せ明るいうちに下山しないと)挨拶してスルーします。しばらく歩くと今度は「ぎゃーっつ、ぎゃーっつ」とおぞましい声が。うわ猿だ、猿もやだな(猿も猛獣ですよ)と思っていたら今度こそ登山道に「現役青年」が(笑)。どうやら猿につけた発信器の追跡調査をしているらしく、アンテナを持っていました。で、この青年が「さっき熊の母子が居たんで、笛を鳴らしながら行ってください」と教えてくれました。斜面の下の方へ向かったとのことですが、いつ気が変わって戻ってくるかも分かりませんものね。ちょっと野生の熊を見たい気持ちはありましたが、お互い怖い思いをしない方が良いので(多分熊はすごい恐怖心から襲ってくるのだと思う)ピーピー鳴らしながら種池山荘まで急ぎ足で向かいました。ようやく人気の有るところに出たときには、さすがにほっとしました(笑)。
種池山荘に着いたのが14時前だったので、爺ヶ岳に寄ろうと思えば可能でしたが、ガスで見え隠れしているし翌日は仕事だし(そもそももう3日も出歩いている)、潔くパスして下山開始。下山途中で見覚えのある人が登ってくるなあと思ったら、朝、針ノ木雪渓の上ですれ違った長野県遭対協の方でした(ロゴの入ったTシャツを着ていた)。パトロールでしょうか。大きな荷物ですごい汗。平日でも夏休みはお忙しいのでしょうね。彼らの手を煩わせることなく、安全に登山を続けたいモノだな、と改めて思いました。
<種池山荘にて。この誘惑に打ち勝つのは難しい(笑)>
休憩は短めでさくさく歩いたおかげで16時過ぎには扇沢到着。山頂でまったりもいいけどやっぱり稜線歩きも楽しい。予想よりお天気が良かったのにも助けられました(雷雨を結構心配していた)。3日間しっかり遊べて大満足です。今朝はいつもに増して寝起きが悪くて大変でした(笑)。
5:12 扇沢無料P発
8:29 針ノ木峠
9:13 針ノ木岳
9:33 針ノ木岳発
10:02 スバリ岳
11:09 赤沢岳
11:43 鳴沢岳
12:08 新越山荘着
12:22 新越山荘発
12:56 岩小屋沢岳
13:53 種池山荘着
14:00 種池山荘発
15:40 爺ヶ岳登山口着
15:52 扇沢無料P着
日曜日の午後、絵の教室の仲間と別れてから、天気予報をチェック。悪くなさそうなので、扇沢に向かいます。針ノ木雪渓を登って涼しく登山しよう、という魂胆。買い物とお風呂をすませて、扇沢無料Pに駐車します。
これまで日帰りで針ノ木に登るときは、隣の蓮華岳に寄るくらいで往路をそのまま下りていました(随分前に1泊で爺まで行ったことはある)。が、知人から「日帰りで扇沢を周回できるよ」と聞いていたのでお天気(雷怖いし)と体調が良ければチャレンジしてみることにしました。
しかしやはり朝は苦手な私、前夜は早く寝たにも関わらず明るくなるまで起きることができず、結局出発が5時過ぎ。周回は無理かなあと思いつつも決定は針ノ木山頂ということで、あまり飛ばさないように歩きます。
大平小屋を通過して雪渓の末端へ。昨年9月末に来たときにはほとんど雪が無く、高巻道で歩きにくかったのですが、今年はしっかり雪があります。傾斜は大してきつくないですが、朝早いと軽アイゼンなしではちょっと大変でしょう。ここでさくさく登って時間を短縮。あっという間に峠に到着です。
花や景色を楽しみながら、まず針ノ木山頂へ。槍はもちろん、目の前にかっこいい立山と劔岳。針ノ木にはこの眺めがあるのでつい登ってしまいます。
針の木到着が9時過ぎでしたし雲の沸き方が鈍いようだったので、周回コースへ行くことにしました。まずは針ノ木からのガレ場を慎重に下ります。月曜日ですが、そこそこ登山者とすれ違います。以前に歩いたのは10年近くも前なので(汗)、登山道の記憶はあまりありません。おかげで初めて歩く道のように楽しめました(笑)。
立山側はずっと晴れているのですが、扇沢側はお昼近くになると随分ガスが沸いてきました。行く先の頂はその後見え隠れを繰り返していましたが時折扇沢も見えたし、新越山荘や種池山荘はずっと見えていたので安心できました。なにより劔岳が見えているのがうれしいですねぇ。やっぱりかっこよくて特別な山だと思います。一度しか登っていなくて申し訳ないんですけど。
新越山荘でちょうどお昼。あとは種池までは樹林帯になるし大したことないよな~と思っていたら、すれ違った山岳ガイドさんに「熊の母子がウロウロしているから気をつけて。ちょっと前の先行者と一緒に行けば?」とアドバイスいただきました。熊・・・。これだけ山に登っていても一度も目撃したことはありません。相手(熊)には絶対目撃されていると思うのですけど。子連れだと神経質になっているので出会い頭だとちょっとやっかいですよね。それでもそう気にせずにさくさく歩いたらあっという間に先行者に追いついてしまいました。しかもガイド氏の話では「若いお兄ちゃん」だったのに「昔青年」だった・・・。話がちが~う!(何を期待していたのだ???)と思いつつも、昔青年のペースでは遅くなってしまうので(何せ明るいうちに下山しないと)挨拶してスルーします。しばらく歩くと今度は「ぎゃーっつ、ぎゃーっつ」とおぞましい声が。うわ猿だ、猿もやだな(猿も猛獣ですよ)と思っていたら今度こそ登山道に「現役青年」が(笑)。どうやら猿につけた発信器の追跡調査をしているらしく、アンテナを持っていました。で、この青年が「さっき熊の母子が居たんで、笛を鳴らしながら行ってください」と教えてくれました。斜面の下の方へ向かったとのことですが、いつ気が変わって戻ってくるかも分かりませんものね。ちょっと野生の熊を見たい気持ちはありましたが、お互い怖い思いをしない方が良いので(多分熊はすごい恐怖心から襲ってくるのだと思う)ピーピー鳴らしながら種池山荘まで急ぎ足で向かいました。ようやく人気の有るところに出たときには、さすがにほっとしました(笑)。
種池山荘に着いたのが14時前だったので、爺ヶ岳に寄ろうと思えば可能でしたが、ガスで見え隠れしているし翌日は仕事だし(そもそももう3日も出歩いている)、潔くパスして下山開始。下山途中で見覚えのある人が登ってくるなあと思ったら、朝、針ノ木雪渓の上ですれ違った長野県遭対協の方でした(ロゴの入ったTシャツを着ていた)。パトロールでしょうか。大きな荷物ですごい汗。平日でも夏休みはお忙しいのでしょうね。彼らの手を煩わせることなく、安全に登山を続けたいモノだな、と改めて思いました。
<種池山荘にて。この誘惑に打ち勝つのは難しい(笑)>
休憩は短めでさくさく歩いたおかげで16時過ぎには扇沢到着。山頂でまったりもいいけどやっぱり稜線歩きも楽しい。予想よりお天気が良かったのにも助けられました(雷雨を結構心配していた)。3日間しっかり遊べて大満足です。今朝はいつもに増して寝起きが悪くて大変でした(笑)。
クマがいたんですか~、知らぬが仏ですね。
下が暑いせいですかね~
最後のイワギキョウは私も思わず撮りました(笑)
来月は是非報告を兼ねてご一緒しましょう!
そうですね、来月は是非!テントでじっくり!お話を伺いたいです☆