びすた~り、びすた~り。

のんびりゆっくり歩いていこう。Kana-catの、日々のつぶやき。

OH JULAY! LADAKHの旅 ⑤

2011-09-02 22:08:08 | LADAKH2011
 台風さっさと行っちゃってください。明日は朝一で整体なんですよ!たどり着けなかったらどうしてくれる~(泣)。


◆8月9日 晴れ <チリン村からトレッキング開始>

 いよいよトレッキング開始。ホテルの朝食は全然整わずあっという間にパンもなくなりブーイングの嵐。唯一、地元産のアプリコットジャムが美味しい。
 ダワと、もう一人のシェルパ、チリンがやってくる。感じの良さそうな人だ。ネパール人というだけで一気に安心感(あとで散々裏切られるのだが・・・)。スタッフは総勢6名なのだがほとんどがネパール人。ラダック人はたった一人だった。

<国境に近いためか幹線道路は充実。アーミーも頻繁に行き来しています>


<インダス川とザンスカール川の合流地点。水の色の違い、分かりますか?奥に伸びているのがザンスカール川で我々はこの川に沿って入っていきました。そりゃあもう、すごい道路です。日本なら絶対にこんなとこに道作りません(笑)。>


 迎えの車2台でトレッキングの開始地点、チリン村へ向かう。本日は快晴で期待が高まってくる。見慣れない風景にはしゃぎながら車の終点に到着。ここからザンスカール川を「野猿」で荷物と人を対岸に渡さなければならない。
 昼食が済んでもなかなか順番がやってこず、結局2時間以上待つことになった。人力でロープを手繰り寄せているのだが効率が悪いこと甚だしいのだ。普段はこれでよいのだろうが・・・本日珍しく数パーティが行きかうそうで大混雑だ。暑いしうんざりした頃、ようやく番が巡ってくる。1m四方のなんとも頼りない駕籠に荷物とともに乗り込むと、重力にしたがって川の中央ほどまで滑っていく。あとは対岸の方が頑張って引っ張ってくれる。きゃあきゃあ騒いで無事川を渡った。

<これが「野猿」です。乗っているのはセルベッサさんとカッチンさん。行ってらっしゃ~い♪>


<ロープが絡まったため何度も行き来してやっと渡してもらった平岡さん。こちらは爆笑でしたが引っ張っているスタッフにしてみればたまったものではないですね。ゴメンナサイ>


 荷物は馬が運んでくれるので、ニンゲンは先にトレッキング開始。本日はキャンプサイトのスキウ村まで3時間ほど。富士山頂よりちょっと低いだけの標高なのでゆっくり歩く。乾燥していて埃っぽい。馬がちっともこないので、途中の茶店でゆっくり休憩する。荷物より先にテントサイトに行っても仕方がない。標高が高いのにとても暑くて皆ぐったり。夕方、ようやく村に到着。たくさんのパーティが野営していてとっても賑やかだった。

 到着するとネパール式でお茶とクッキーを用意してくれる。皆でつまみながら、Fさんの武勇伝をたっぷり伺う。今回のメンバーは経験豊かな方が多く、面白いお話が次々出てきてちっとも飽きない。何せ世界中を旅して山に登っている人たちばかりなのだ。私なんか全然ひよっこ(笑)。
 今夜からいよいよ専属コック、ニマの料理を頂く。初日はカレー。私の大好きなダルスープもあり、みんなの大好きなチキンカレーもあり(私は高所ではあまり肉を食べられないのでどっちでもいい)、味付けもほどよく好評であった。

 今夜は村のお祭りがあるとのこと、午前零時ごろまでなんだか賑やかだった。輪に加わりたいところだが初日なので大人しくしておく。
 テントはしばらく個室!何度も海外登山をしているがこんなことは初めてだ。何たる贅沢~!おかげで誰にも気兼ねなくトイレに通うことが出来た。ありがたや~(笑)。外に出ると素晴らしい星空で天の川がくっきり。

<鈴なりのアプリコット。美味でした>
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