土日の記録です。
7月31日・8月1日 笠ヶ岳
7月31日
9:50 新穂高温泉BT
11:15 ワサビ平より笠新道へ
14:22 杓子平
17:20 笠ヶ岳山荘(テント泊)
8月 1日 笠ヶ岳~抜戸岳~笠新道~新穂高温泉
金曜の夜は近所で会社の方々がビール祭りを開催。飲みたいのを我慢して布団に入るもあまりに賑やかでほとんど眠れず。午前2時半に家を出るときもまだ騒いでいました。元気だ・・・(笑)。
久々のフルメンバー(師匠、しんさん、みや~ち君)と下呂で集合し、新穂高温泉へ。BTに近い無料駐車場はとっくに満車で、仕方なく第2ロープウェー下の無料Pへ向かいます。準備してさてBTへの近道を、と遊歩道に入るもどうやら外れ。師匠がかつて「通ったことがある」という近道は、既に廃道になっているらしい。もう面倒だし時間ももったいないのでロープウェーでBTへ下りることにします。4分200円也。すごくばかばかしいのだけれど仕方有りません。おまけにBTへ到着する頃にはしっかり雨が降ってきました。天気予報は晴れると言った(師匠)、いや言ってない(私:高山のポイント予報は曇り夕方雨だった!)、と押し問答するも降っているものはどうしようもありません。レーダーには雨雲は映っていないのになぜ降るのだ???この暑いのにカッパなんて着て歩けるかいな。そもそも笠新道は雨の中登れるような道ではないので、時間いっぱいまで様子を見て、ダメなら転戦です。
リミットの110分前、奇跡的に雨がやみ、ようやく出発。笠新道の入口まで、林道を歩きます。林道嫌いダー。自転車も侵入禁止になっているけど結構無視している人居ますね(気持ちは分かる)。しかし我々はひたすら我慢。1時間ちょっとでワサビ平到着。
さてここから日本屈指?の楽しい楽しい、急で長~い登りです。日差しはないけれど蒸し暑く、カッパを着ていたら間違いなく熱中症になりそうな気温。日帰りと違って荷物も軽くはないので、オーバーペースにならないよう、慎重に登ります。
笠新道は標高の案内が親切です。高度計と比べつつ、ペースをチェック。杓子平までの中間点、1920mまではそれほどでもありませんでしたが、残りはやっぱりきつかったです。毎回のことながら。杓子平にやっとの思いで到着したのが14時20分。わさび平から3時間ちょっとかかりました。残念ながら、笠ヶ岳の本峰はガスの中。でも、初めて登る人には見えない方が絶望感を味わわずに済んでいいかもしれません(笑)。
杓子平が近づくとお花が増えてきて、杓子平はクロユリやハクサンイチゲなどがいい感じで咲いています。花があれば気も紛れるというモノです。出発の遅かった我々が最終組かと思えば、まだまだのんびり(必死で)登っているグループが何組もいて、慌てる気も起きません(笑)。
17時過ぎ、テント場に到着すると既にいっぱい。もちろん山荘も大混雑。笠ヶ岳がこんなに賑わっているのは始めて見たゾ!潔く一番小屋から遠い下の方にゆったり各自個室を設営。結局ガスは切れず、夕焼けを見ながら乾杯とは参りませんでした。夕食をすませてさっさと就寝(だって前日ほとんど寝てない)。最終組がテント場を通過していったのは19時を回っていました。ご苦労様でございます。
ぐっすり熟睡して(シュラフに気持ちよ~く包まるのは最高ダ!)、4時過ぎに起きると雲海の上に槍穂のシルエットが浮かび上がっています。
<夜明け前の笠ヶ岳>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ba/32fcda7c96979a139917b51f408f88ae.jpg)
テント場でも十分景色がよいので、頂上には行かずにご来光(相変わらず・・・)。これがなかったら前日の苦行(暑い、きつい、展望なし)が報われません。小屋泊やテント泊の人々がみ~んないなくなってから、のんびり山頂へ。槍穂はみえているものの、あっという間に雲海は広がり、黒部側からナイアガラの滝のようにガスが供給されてきます。それはそれで面白い景色なのですが、何故こんなに後から後から沸いて来るのでしょうね?
<槍の穂先にもきっと大勢の人が・・・>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/4c/e184504603ef281e8edbe2daa0855729.jpg)
<ナイアガラ?を眺めながらベンチで朝ビールのオッサン(笑)>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a7/980da9237d58381d652b878670d87bb5.jpg)
山頂でもまったり、テント場でもまったりした後、9時過ぎにようやく出発。本日のハイライトは稜線歩きなので、花や景色を楽しみながらゆっくりゆっくり往路を戻ります。振り返ると笠ヶ岳がガスの合間から時々見え隠れ。どうやら前日よりはマシみたいですが、それでもガスに飲み込まれるのは時間の問題のようです。案の定、抜戸岳についたときにはすっかりモノトーン。双六や三俣蓮華の山並みを望むことはできませんでした。
その後も体に負担がかからないよう、ゆっくり下山。車を回収に行く時間だけ余裕を見て、14時半すぎ、ゲートに到着。しばらくしてまた雨が降り出したのでギリギリセーフとなりました。汗臭いのでモチロンお風呂に入って、夜半に帰宅。丸2日、ばっちり遊んでクタクタですがストレスはしっかり解消!あとは睡眠不足をzzz・・・。
7月31日・8月1日 笠ヶ岳
7月31日
9:50 新穂高温泉BT
11:15 ワサビ平より笠新道へ
14:22 杓子平
17:20 笠ヶ岳山荘(テント泊)
8月 1日 笠ヶ岳~抜戸岳~笠新道~新穂高温泉
金曜の夜は近所で会社の方々がビール祭りを開催。飲みたいのを我慢して布団に入るもあまりに賑やかでほとんど眠れず。午前2時半に家を出るときもまだ騒いでいました。元気だ・・・(笑)。
久々のフルメンバー(師匠、しんさん、みや~ち君)と下呂で集合し、新穂高温泉へ。BTに近い無料駐車場はとっくに満車で、仕方なく第2ロープウェー下の無料Pへ向かいます。準備してさてBTへの近道を、と遊歩道に入るもどうやら外れ。師匠がかつて「通ったことがある」という近道は、既に廃道になっているらしい。もう面倒だし時間ももったいないのでロープウェーでBTへ下りることにします。4分200円也。すごくばかばかしいのだけれど仕方有りません。おまけにBTへ到着する頃にはしっかり雨が降ってきました。天気予報は晴れると言った(師匠)、いや言ってない(私:高山のポイント予報は曇り夕方雨だった!)、と押し問答するも降っているものはどうしようもありません。レーダーには雨雲は映っていないのになぜ降るのだ???この暑いのにカッパなんて着て歩けるかいな。そもそも笠新道は雨の中登れるような道ではないので、時間いっぱいまで様子を見て、ダメなら転戦です。
リミットの110分前、奇跡的に雨がやみ、ようやく出発。笠新道の入口まで、林道を歩きます。林道嫌いダー。自転車も侵入禁止になっているけど結構無視している人居ますね(気持ちは分かる)。しかし我々はひたすら我慢。1時間ちょっとでワサビ平到着。
さてここから日本屈指?の楽しい楽しい、急で長~い登りです。日差しはないけれど蒸し暑く、カッパを着ていたら間違いなく熱中症になりそうな気温。日帰りと違って荷物も軽くはないので、オーバーペースにならないよう、慎重に登ります。
笠新道は標高の案内が親切です。高度計と比べつつ、ペースをチェック。杓子平までの中間点、1920mまではそれほどでもありませんでしたが、残りはやっぱりきつかったです。毎回のことながら。杓子平にやっとの思いで到着したのが14時20分。わさび平から3時間ちょっとかかりました。残念ながら、笠ヶ岳の本峰はガスの中。でも、初めて登る人には見えない方が絶望感を味わわずに済んでいいかもしれません(笑)。
杓子平が近づくとお花が増えてきて、杓子平はクロユリやハクサンイチゲなどがいい感じで咲いています。花があれば気も紛れるというモノです。出発の遅かった我々が最終組かと思えば、まだまだのんびり(必死で)登っているグループが何組もいて、慌てる気も起きません(笑)。
17時過ぎ、テント場に到着すると既にいっぱい。もちろん山荘も大混雑。笠ヶ岳がこんなに賑わっているのは始めて見たゾ!潔く一番小屋から遠い下の方にゆったり各自個室を設営。結局ガスは切れず、夕焼けを見ながら乾杯とは参りませんでした。夕食をすませてさっさと就寝(だって前日ほとんど寝てない)。最終組がテント場を通過していったのは19時を回っていました。ご苦労様でございます。
ぐっすり熟睡して(シュラフに気持ちよ~く包まるのは最高ダ!)、4時過ぎに起きると雲海の上に槍穂のシルエットが浮かび上がっています。
<夜明け前の笠ヶ岳>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ba/32fcda7c96979a139917b51f408f88ae.jpg)
テント場でも十分景色がよいので、頂上には行かずにご来光(相変わらず・・・)。これがなかったら前日の苦行(暑い、きつい、展望なし)が報われません。小屋泊やテント泊の人々がみ~んないなくなってから、のんびり山頂へ。槍穂はみえているものの、あっという間に雲海は広がり、黒部側からナイアガラの滝のようにガスが供給されてきます。それはそれで面白い景色なのですが、何故こんなに後から後から沸いて来るのでしょうね?
<槍の穂先にもきっと大勢の人が・・・>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/4c/e184504603ef281e8edbe2daa0855729.jpg)
<ナイアガラ?を眺めながらベンチで朝ビールのオッサン(笑)>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/a7/980da9237d58381d652b878670d87bb5.jpg)
山頂でもまったり、テント場でもまったりした後、9時過ぎにようやく出発。本日のハイライトは稜線歩きなので、花や景色を楽しみながらゆっくりゆっくり往路を戻ります。振り返ると笠ヶ岳がガスの合間から時々見え隠れ。どうやら前日よりはマシみたいですが、それでもガスに飲み込まれるのは時間の問題のようです。案の定、抜戸岳についたときにはすっかりモノトーン。双六や三俣蓮華の山並みを望むことはできませんでした。
その後も体に負担がかからないよう、ゆっくり下山。車を回収に行く時間だけ余裕を見て、14時半すぎ、ゲートに到着。しばらくしてまた雨が降り出したのでギリギリセーフとなりました。汗臭いのでモチロンお風呂に入って、夜半に帰宅。丸2日、ばっちり遊んでクタクタですがストレスはしっかり解消!あとは睡眠不足をzzz・・・。
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