Jプロツアー 輪島ロードレース
2014年10月12日(日)
石川県輪島市門前町(12.6km周回コース)
スタート9時30分 89㎞(12.6㎞×7Laps+0.4km)
出場選手: 畑中勇介、吉田隼人、入部正太朗、野中竜馬、ダレン・ロー、木村圭佑、西村大輝
Jプロツアー第18戦『輪島サイクルロードレース』が開催され、アイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)が優勝、シマノレーシング1年目の木村圭佑が2位に入る活躍を見せました。
レースは1周目から逃げ集団が形成されます。2周目にはこの集団は4名となり、事前ミーティングの通り、木村がそこに入りました。アップダウンで構成されるコースで逃げに乗る事は、メイン集団に残るチームメートへ有利に働く事以外にも、自らの可能性を見出す術にもなり得ます。
木村圭佑、アイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)、森本誠選手(イナーメ信濃山形)の3名に絞られた先頭集団は互いに助け合いペースを刻みます。
特に森本選手の登り区間での牽引は素晴らしく、安定したハイペースで逃げのリズムを刻みます。
3名はこの難しいコースで見事に逃げ切り、最後はゴール勝負でアイラン選手が先着、木村圭佑は一歩及ばず2位という結果となりました。
勝利こそ逃しましたが、加入1年目の 木村の活躍はチームにとって大きな前進となりました。
結果
P1クラスタ 88.6km
1位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)2時間37分41秒
2位 木村圭佑(シマノレーシング)
3位 森本誠(イナーメ信濃山形)
4位 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+41秒
5位 入部正太朗(シマノレーシング)+53秒
6位 エドワード・プラデス(マトリックスパワータグ)
7位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+57秒
8位 才田直人(NEILPRYDE - MENS CLUB PRO CYCLING)+1分11秒
9位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)+1分16秒
10位 畑中勇介(シマノレーシング)
Jプロツアーリーダー ホセ・ビセンテ(チーム右京)
U23リーダー 雨澤毅明(那須ブラーゼン)
※シクロワイヤードのレポート記事はこちら
http://www.cyclowired.jp/news/node/149072
写真はすべて http://www.cyclowired.jp/ Hideaki Takagi
▲前日に行われたプレゼンテーションでは、シンガポール人ダレン選手が流暢な日本語で所属選手を紹介
▲輪島市門前町の街並みをパレード走行
▲序盤にできた4名の集団に 木村圭佑が入る

▲ 先頭集団から木村がしけかえるも決まらない
▲後続メイン集団では入部が何度も仕掛けるも決まらず
▲逃げ続ける3名
▲終盤、野中竜馬が先頭への合流を目指すが集団に戻る

▲ゴールスプリント、木村が僅かに届かず2位
▲入部正太朗は5位争いのスプリントで先着