『堺国際クリテリウム』
出場選手:入部正太朗、木村圭佑、秋丸湧哉、横山航太、小山貴大
・5/17(日)
27km/大仙公園周回コース
10:50 START
(2.7kmx10laps)
アジア屈指のステージレース『第18回ツアー・オブ・ジャパン』が5月17日開幕。初日午前中には、堺国際クリテリウムが行われた。コースは、大阪府堺市内の大仙公園周回コースを10周する27km。ツアー・オブ・ジャパンの総合成績には組み込まれない前哨戦だが、シマノレーシングにとっては地元での一戦。多くのファンが詰めかけるだけに、存在感を見せたいレースだ。
1チーム最大6人まで出場可能だが、シマノレーシングは西村大輝とダレン・ロウがケガ
の治療のため、水谷翔がジュニアカテゴリーの年齢のため出場できず、5人で臨むことに
なった。
レースは序盤からハイペースの展開で、スカイダイブドバイ、ドラパック、アバンティなど海外チームの選手が積極的にアタックを仕掛けるが、UCIワールドチームとして唯一参戦するランプレ・メリダがハイペースでレースをコントロールする。
シマノレーシングは集団半ばで位置取りするが、なかなかチームで固まることができないまま周回が過ぎていく。
ラスト2周で集団はまとまり、最後はゴールスプリントへ。高速で進む選手たちが一列棒状に伸びる中、集団内では中切れも起きる。最後のスプリントは、ニコラス・マリーニ(NIPPOヴィーニファンティーニ)が伸びを見せ、2位のニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)、3位のブレントン・ジョーンズ(ドラパック)を抑えて優勝した。
シマノレーシングはチームとしてまとまってスプリントの体制を整えられず、入部正太朗の19位が最高位だった。
■コメント
入部正太朗
「合宿で追い込んで、若干まだ疲労が残っている。体の動きとしてはこれから上がっていくと思う。その中でも最低限の走りはできるかなと思ったけど、課題もいっぱい見つかった」
野寺秀徳監督
「格上のランプレ・メリダがコントロールしてきて、我々としては身動きが取れなかった。その中でエースの入部をラストラップを先頭付近に置くのが課題だったが、それができなかった。まだまだ力不足だった」
※コメントの続きは動画で
『堺国際クリテリウム』
1 ニコラス・マリーニ(NIPPOヴィーニファンティーニ)0:34'56"
2 ニッコロ・ボニファジオ(ランプレ・メリダ)
3 ブレントン・ジョーンズ(ドラパック)
4 アンドレア・パリーニ(スカイダイヴドバイ)
5 ルカ・ピベルニク(ランプレ・メリダ)
6 黒枝士揮(NIPPOヴィーニファンティーニ)
7 野中竜馬(キナンサイクリングチーム)
8 福田真平(愛三工業レーシングチーム)
9 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)+3秒
10 小橋勇利(日本ナショナルチーム)+3秒
19 入部正太朗(シマノレーシング)+3秒
25 木村圭佑(シマノレーシング)+3秒
75 秋丸湧哉(シマノレーシング)+1分19秒
86 横山航太(シマノレーシング)+1分26秒
87 小山貴大(シマノレーシング)+1分26秒