潮の香り

潮の香りって海岸や沖合い、港などによってもそれぞれの香りが違うよね、 それが感じられれば貴方も海族の仲間入りです。

へえ、なるほど…

2008年09月24日 09時26分10秒 | 発見
普段仕事前にやる早朝の釣りはパターンが出来ている。
旬の魚の情報が入ると(今だったらカワハギ)「今度の休みはこれを釣ろうかな」って思うんだけど、釣りを変えるとエサを準備せんといかん、
仕掛けを変えると、それに見合ったタックルを用意せんといかん、
それが面倒くさいもんだから結局いつものパターンになっちゃうんだよな、

今日のお休みは祝日と重なりました。天気も良さそうなので海は賑わうかもしれません。
浜に出る道を曲がると、僕の車のすぐ後ろに着いて入ってくる車があります。
binoさんでした。
まだ暗いので空が白むのを待ちながらのんびり準備していると、binoさんが、
「待っていてくれなくていいから早く行ったら?」
binoさんはゴムボートなので準備に時間が掛かかるので気遣いの言葉です。
「いや、まだ暗いじゃん、早よ行ってもまだ釣れんもんだで、のんびりしとるんだよ」
「あっ!そうか」「あはは
くだらん会話を交わして海に出ます。
クーラーBOXを持っていかない僕はスカリをぶら下げて釣りをするので移動の際はこれがすごい抵抗になります。
アジを釣った後、黒鯛釣りをしようと思っているので、移動の事も考えてなるべく磯の近くでアジ釣り開始です。

今日も絶好調の気配でヘッドライトが要らない明るさになると同時に竿が曲がり始めました。
干潮に時間帯なので水深は5mを切ったくらいです。
コマセを上撒きして(僕の裏技だよん)魚を浮かしてやると、僕の竿は3m60cmですがラインを出さなくても、その竿のタナでバンバン釣れて来ます。
竿を2本操っているので忙しい事!忙しい事!
手返しが早く、みるみるスカリが賑やかになってきます。

入れ食いをしていると松乃寿司の大将らがやって来て近くで黒鯛釣りを始めました。
「今日はシーバス釣れんかな?」
「アジが入れ食いなのでやっていないけど、ここ何日か釣れてないよ」
「じゃあダメかな」
今朝の挨拶はそんな会話でした。

その後太陽が顔を出すと、アジのタナも徐々に底付近になり、釣れ具合も単発になります。
で、6時にパタっと釣れなくなって地合いが終了しました。

binoさんが沖に向かっていくので連絡を入れます。
「アジ釣れんくなっただら?黒鯛やらんの?」
「キスもやってみたいしチョッと沖行ってもう少しやってみようと思う、」
との事でした。

黒鯛釣りに変更し、直ぐに2匹GETです。
1匹は36cmくらいで体高もあって状態は最高、刺身にしても旨いに違いありません。

かなり沖でbinoさんが止まっているので、気になってもう一度連絡してみました。
「binoさん、キス釣れてるの?」
「アジが釣れてるんだわ、」

へ~あそこまで出ると、日が出ても釣れるんだな、僕も気が付きませんでした。
暗いうちは磯に付いて、日が昇ると沖に移動するんだな、と納得です。
僕ももう少しやりたいな、と思ったけど、このスカリを引きずってあそこまでは行く気になれません。
(今度クーラーBOX持って来て確認がてらやってみようかな、)
で、会話の続き
「黒鯛釣れたよ」
「へえ、本当!コマセが残っているからもう少しやって僕も行くわ」
トーン高めの返事が返ってきました。

後はいつもの調子で黒鯛釣り、潮に濁りがあるのでなかなか食いがいいです。
バラシも無く、順調に数を伸ばせ2桁になりました。
で、駄目押しの一匹を取って、皆さんにご挨拶を済ませて一足お先の上がりにしました。

コメント (3)
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