にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

与論のかけら

2018-08-13 20:16:28 | 
旅から帰って1週間は(与論に帰りたい)、そればかりでした。PCの壁紙を見ては溜息をつき。最近やっと日常に戻ることができました。それでもまだ、与論のかけらがそこここに。

食。

ピャースー
酢で刺身と野菜を和えたもの。油抜きのカルパッチョのようなものでしょうか。野菜は何でもよさそうです。つまみになります。

もずくそうめん
素麺の代わりにもずくを素麺つゆ、薬味で食します。だったら素麺でもいいのでは、と思いますが。素麺はつまみになりませんが、これはつまみになります。気に入って一回目の旅から、かなりの頻度でこれを食しています。もずくは氷の上に乗せて供するとよいです。

もずくそばサラダ
もずく、そば、蒲鉾、野菜などをそばつゆで和えたもの。つまみになります。

要はつまみが好きなだけじゃん? でも食材が健康的ですね。

島の人。

かざはなさんのことは以前書きました。
今回は町のスーパー。(何かいいものないかな?)と鮮魚売り場で物色していると、おじちゃん(お客)が『ゆっくり選んでね~』。そこにいたのは私と地元のお母さん。(ご夫婦?)と思いましたがどうやら違うらしい。『今日はイラブチャーないねぇ。嫁さんの好きじゃない刺身を買って帰ろうかと思ったんだけど。そうしたらたくさん食べられるしさ』

外に出ると雨がやんでいました。自転車を出そうとした私に、隣のおばちゃんが、『雨やんでよかった~。どうなるかと思った~』

スコールのような大雨に、ガソリンスタンドで雨宿りをお願いしました。車置き場に暫くいると、『こっちに入ったらいいよ』声をかけてくれたお店のおじちゃん。事務室に入れてくれ、暫く話をしました。

シーマンズビーチでは、おばちゃんたちが与論のコトバで話していました(理解不能)。

都会ではなかなか見られなくなった、人と人との何気ないふれあい。

帰宅時になると放送される地元の「こどもはお家に帰りましょう」。与論では与論のコトバで放送されます。何を言っているのか全く理解できません。その後、標準語で放送されます。

与論では島言葉を話す年齢層が低いそうです。40代、50代の人が島言葉を話すとか。これは沖縄とは大きな違いです。言葉をだいじにすることは、その土地をだいじにすること。生まれたところの言葉を忘れちゃなんねぇ。

そして海、海。美しい珊瑚、魚。これはもう、言うことはありません。海近くの道を歩いていると横切るヤドカリ。たくさんのトンボ。美しい南国の花。

私はこれからどうやって生きていこう? どうやって暮らしていこう? どんなふうに暮らしたい? そんな問いが今でも消えずに心の奥底に残っています。







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