にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

夏休み、その思い出

2012-07-31 21:00:58 | 日々の暮らし
夏真っ盛りですね。

7月後半、朝、通勤電車に乗り込んで、(やけに空いているな?)と思いました。
後から考えてみればそれも道理。夏休みで高校生が乗車していません。

世の中、夏休みです。
今朝、お弁当を作りながらふと、吉田卓郎の『夏休み』を思い出し、口ずさみました。

吉田卓郎『夏休み』
http://www.youtube.com/watch?v=SLqazOsB-94

給与所得者になってからは長期休暇とは無縁ですが、
それでも夏になると、わくわくするものがあります。
子どもの頃の夏休みの思い出があるからでしょうか。

もう40年ほど前。
庭には桜の木。朝から蝉の大合唱。うるさくて、汗にまみれて目が覚めました。

妹と同じ部屋に寝ていましたが、当時エアコンなどはありません。
扇風機が1台あるのみです。
首振りにすると暑いので、相手が寝ている隙に、自分の方にだけ風を当てます。
でも自分が寝入ってしまうと、相手が同じことをする。
暑くて目が覚めて、また自分の方にだけ風を当てる、これの繰り返し(笑)。

早朝のラジオ体操。
行くのは嫌だったけど、カードにハンコを一杯集めると、何かが貰えたような記憶があります。

学校のプール。
何回か行くよう決められていました。
当時、私は水泳が嫌いでしたが、それでも夏の思い出のひとつです。

近所のお地蔵さんのお祭り。
おこづかいを貰って、何を買おうか迷って眺める屋台。
お面、綿あめ、糸を引っ張る籤引き、玩具。
自宅では大人たちが食べて飲んで過ごしています。
お祭りの打ち上げ花火を聞きながら、お祭りの一夜を過ごします。

ちょっと離れた軍神社のお祭り。
大きくなってからは、好きな子が来ていないか期待したものです。

おばあちゃんちの近くの田んぼで鳴いている蛙。
雨が降る・降らないにかかわらず、毎晩大合唱。
蛙の合唱の他、何の音もしません。
音がしているのに静寂を感じさせる、不思議な空間。

友だちと待ち合わせてする蝉取り、カミキリムシ採集。網を持って出かけました。

朝顔の観察日記。

家族皆で楽しんだ花火。線香花火、ねずみ花火。

小さかった頃は、毎年のように行っていた伊豆。
水着のまま入ったご飯屋さんで、奮発して焼肉を頼んだのに、
焼けて縮んだお肉が、網の隙間からどんどん下へ落ちて、殆ど食べられなかったっけ。

今でも当時の情景がありありと思い浮かびます。
こんなことあったよね、と子どもが話しても、
かえって大人(親)の方が覚えていないことが多いものです。

『大人になってから振り返ってみると、子どもの頃の思い出はきらっと光る砂。
いつまでも消えないんです。そんな砂を、お子さんに残してあげてください』。
上の娘の保育士だったA先生が、そう言っていました。
今ではそのとおりだと思います。

今、お子さんを育てている方。
どうぞ、たくさんの夏の思い出を作ってください。

私は夏休みに期待を抱きながら、明日もまた出勤です。
別に大した夏休みが待っているわけではないんですけどね。
それでもやっぱり夏は特別。

皆さま、どうぞよい夏を。
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