「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

税金で後押し、FDA明日就航

2009-07-22 21:40:00 | 静岡空港
石川県政時代の「FDAの集客や送客を支援する」http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/311.htmlとの明言を引き継ぐ形で川勝県政はFDA就航先3県でテレビCMやャXターで支援。
テレビCMが約1500万円、ャXターが約140万円、すべて県民の税金である。
それだけではない。開港初日の23日は初便就航記念式典が各県で開かれるため各県の訪問団が行き交い搭乗率に貢献。すでにほぼ満席のようである。
わが県の川勝知事ら訪問団御一行も1日で小松に行って静岡に帰り鹿児島に行って静岡に戻るという貢献ぶり。これらももちろん税金が投入されている。
とはいえ、初日のご祝儀。鈴与にはこの日くらいはせいぜい税金支援のありがたみを噛みしめてもらいたいものだ。

とんぼ返りの旅行といえば、原資のはっきりしない面白いツアーが日本航空と県の協力の下、だいいちテレビで企画されている。
「JAL羽田空港施設見学ツアー」というものだが、小学4~6年生を対象に8月26日から27日にかけて10組20名を無料ご招待(応募は7月24日まで)とか。
羽田にチャーター便?かと思えば、静岡発福岡経由羽田行き・羽田発福岡経由静岡帰りだという。
羽田空港の整備工場などの見学に加え飛行機に4回も乗れちゃうというのも売りのようだが、こんな形で搭乗率を上げるのが本来の望むべき姿なのか。

経済的効果無視の「搭乗率」という数字のための本末転盗Uりは、かつての社会保険庁の「徴収率」至上主義の下で年金記録を改ざんしていたのと類似した志向だ。

何はともあれ、実相を欠いた「1円たりとも無駄にしない」の川勝公約がむなしく響く庶民知らずの学者先生の御施政だ。