「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

日和る川勝、搭乗率保証早期見直しトーンダウン。税金1700万円消失。

2009-07-21 19:37:00 | 静岡空港
衆議院解散の最中に行われた新知事川勝の所信表明演説。
まるで講義を聞いているよう、とのある県議の指摘どおりほとんど中身のない建前論に終始。
彼の人間性とマッチしているようだ。
注目の一つ搭乗率保証にあっては、「一刻を争う」とか「廃止を含めての見直し」といった熱意は消え去り、「見直すが、全庁あげて搭乗率向上に努めている」との切迫感のない空虚なお言葉。
空港推進で野党の自民党県連幹事長からも、トーンダウンしているのではと皮肉を込めてか苦言をもらう始末。口先だけの日和見と既に見透かされたようだ。

彼が初登庁してから2週間経ったが、彼の無為無策により、さらに約1700万円が失われた計算(福岡便搭乗率60%程度として14日分の保証料)となる。

はっきりいって中身(実践的戦略・戦術)がないため、抽象的な言葉と派手で無意味な行動だけは威勢が良いが、成果に結びつくようなものは皆無である。

先週金曜日に行われた静岡空港の利活用を図る「富士山静岡空港利活用戦略本部」(本部長・川勝知事)の第1回会議でも、〈1〉案内所のスタッフが県内の情報を熟知していない〈2〉到着客に見せるべき富士山の壁画が出発口にある〈3〉物産紹介コーナーの商品が売店で売っていないなどとこれまでの空港行政を厳しく批判した(読売新聞2009.7.18)というが、問題の本質が見えていないから木を見て森を見ず、まさに空回りの独り相撲だ。

公約の業務見直し行革もコンサルにまる投げの様相。
マスコミは未だ「未知数」との慎重な見方を崩していないが、早晩、見鰍ッ唐オの実態が見えてくるだろう。
今や、期待よりも麻生の支持率急落ぶりを超えるかの方が注目だ。

追記)午後の記者会見では一転、再び廃止もと言ったようであるが、どこまで信用していいのか。この人は言葉ではなく行動でしか見てはいけないタイプのようだ。