「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

最優先事項?空港トップセールス

2009-07-10 23:24:00 | 川勝知事公約寸評
川勝新知事、就任早々最優先で動いたのが空港トップセールス。
日帰りが売りのはずの路線にもかかわらず、今日明日と二日がかりで福岡に出かけた。

マニュフェストでも
「知事のトップセールスによって、日本の表玄関として富士山静岡空港の利用率を高めます。」
と公約しており、いわば公約の履行とも言えなくもない。
しかし、成果(利用率向上)がなければ単なる無駄遣い。
「税金は1円たりとも無駄にしません」との公約が泣く。
まして、トップセールスとは無関係の税金ばらまきでの搭乗率向上ではなにをかいわんや。
県は税金で補助している富士山静岡空港利用促進協議会によるイベントでの航空チケット豪華抽選会によるばら撒きに加え、空港予算(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/415.html)外の商工会議所への補助金を通じ、商店街振興のキャンペーンで50組100名様の静岡空港発ペア旅行券の景品をばら撒くなど、もはや何でもありの状態だ。

今日は午前中に県議会議長を訪ね、搭乗率保証見直しに釘を刺されたようだが、「次の選挙(県議選)までに、知事をこちらに取り込まないと、大変なことになる。」(静岡新聞2009.7.9)との自民党県議の言葉どおり、腰の据わらない知事を見透かした動きは活発化しそうだ。

川勝新知事にあっては、明日帰る予定のようだが、明後日のサンプロでも見て県政の問題を見つめなおしてもらいたいものである。