「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

官委託学者と県による利便性向上効果の根拠資料入手

2011-01-08 23:40:00 | 静岡空港
今日、開示請求していた公文書http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/701.htmlがようやく開示された。

所要時間は
静岡駅から羽田空港経由新千歳空港まで片道269分(4時間29分)
静岡駅から静岡空港経由新千歳空港まで片道198分(3時間18分)
その差71分、金額換算(61.1円/分)で4,338円利便性向上
交通費は
静岡駅から羽田空港経由新千歳空港まで片道31,526円
静岡駅から静岡空港経由新千歳空港まで片道28,491円
その差3,035円利便性向上

合計で、静岡駅から静岡空港を利用した人は一人当たり7,373円の利便性向上効果があった。

これは、県が調査を委託(約1千万円)した「国立大学法人静岡大学(事業担当教授:土居英二)」による「富士山静岡空港の地域経済波及効果分析業務」中間報告の利用者便益算定方法である。

この見識の是非はエキスパートや乗換案内などのソフトでちょっと調べれば誰でも論じられるのであえてここでは論じない。
それよりも全13ページのこの中間報告書からは多くの事実が分かってきた。
すでにこの段階で致命的な論理矛盾をきたしている事実を複数発見したが、今明らかにすると最終報告までに修正した上で誤魔化されそうなので沈黙しておくが、何度御用学者を使って県民を騙したら気が済むのか、性懲りもない県の役人よ。