「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

鳥インフルエンザは鳥だけでなく豚に注意を

2011-01-26 22:52:00 | ノンジャンル
インフルエンザ患者が急増する中、養鶏場の鳥や野鳥から鳥インフルエンザが次々とみつかり、ついに愛知県豊橋市にある養鶏場でもその疑いのある鶏が見つかった。
しかし報道を見ていると「鳥インフルエンザ=鳥浮「」という印象だけしか伝わってこない。
鳥から人への直接感染は極めてまれだ。
というのも、鳥インフルエンザは人間のインフルエンザと違って、咽頭部では感染しない。濃厚接触した気管の短い子どもや鳥の解体をするなどして大量にウイルスを(鳥型ウイルスのレセプターのある)肺奥に取り込む人でなければまず感染しない。それほど鳥からの直接感染を恐れる必要はない。
むしろ、豚の感染動向にこそ注意すべきである。
一般に人間に対応したウイルスとなるには鳥と人の両方からウイルスを得た豚を介する。
これだけ鳥に感染しているということは既にブタにも感染している可能性も考えて行政は監視対応すべきであろう。
目先の鳥や、その鳥に接触した人間だけに目を奪われてばかりいると、いずれ足元をすくわれると警鐘を鳴らしておきたい。