「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

県、重い腰上げ、来年度から出張旅費情報の一部公開

2011-01-18 23:46:00 | 川勝知事公約寸評
「職員の出張費なども、100%県民の皆様にホームページ等で公開します。」
昨年ここで非難した(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/594.html)この川勝公約が川勝就任2年目にしてようやく実現されそうだ。

これが実現されていれば訪中団で本年度わざわざ公文書開示請求せずにすんだかもしれないのだが、一歩前進と評価したい。
ただし、公開される項目は一部のようで事足りるか一抹の不安はあるが、それでも詳細記載の公文書を入手する事前資料として活用できそうだ。
なお、実際の公表は今年7月ごろということで、ちょうど川勝の知事就任から2年目ということになる。

さて、情報公開の請求放置(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/713.html)があった件については御前崎港管理事務所の速やかな処理により先週金曜日付けで開示決定があり、昨日手数料送付をしたので、近日中に開示文書が届く予定となった。(ちなみに交付文書は1枚である。)
この件では事務処理をせずに請求を放置した県港湾局経理調整班(班長:古屋 薫)からは一切連絡もなく謝罪の謝の字もない。普段一般県民とかかわらない部署の役人らしいといえばらしいが、事務処理能力だけでなく常識も無いようだ。
こんな状況では何度となく繰り返される不正経理などの不祥事同様、多分同様のケースの再発は今後もあるだろう。
開示請求して処理されているのか心配なら遠慮なく電話確認したらいい。今回の事例もあるので進捗状況の確認にも正当な理由はある。

形の上では旅費情報の件では情報公開は一歩前進かもしれないが、あくまで具体的な知事公約というプレッシャーの上でのこと。
結局は、役人の意識が変わらなければもう一つの公約である情報公開日本一など夢のまた夢だ。